【マイケル・アナスタシアデス + シハラ】都会のオアシスで見つける、シハラのモダンなプロダクト
開けた中庭に生い茂るグリーンに、ガラス張りのオープンなエントランス。都会のオアシスに訪れたような感覚になる「Shihara Tokyo(シハラ トウキョウ)」がオープンして約半年。ようやく訪れることができました。
2010年に設立した「シハラ」は、無駄な装飾を減らしたミニマムなデザインが注目を集めるジュエリーブランドです。今回オープンした表参道店は国内4店舗目となり、シハラのコレクションが並ぶ店舗スペースと、デザイナーである石原さんのフィルターを通してさまざまな展示やイベントなどを行うオルタナティブスペース「Shihara Tokyo White Space」で構成されています。
外観にも心が躍りましたが、店内で使用されている香りにもうっとり。話を伺うと、今季リリースされたばかりのリン・ハリスとの共作のホームフレグランスが使用されているそうです。エレベーションズコレクションと名付けられたホームフレグランスは標高をコンセプトにしており、過去にその香りと出合った3地点を、標高を表す数値で表現したものだそう。なんてロマンティックなの…… と思わずほぅっと隣に目を向けると、オブジェのように鎮座するディフューザーにも目が留まりました。今世界で最も注目を集めるプロダクトデザイナーとも言われている、マイケル・アナスタシアデスによるシハラエディションだそう。鋳鉄ながらマット加工が施されているので威圧感がなく、インテリアにこだわりのある男性へのプレゼントにもぴったりだな、なんて想像が膨らみました。
伺った日は、店舗にはパチューリをベースにした319の香りが、White Spaceにはガルバナムをベースにした321の香りが使用されていました。隣同士の空間にも関わらず、香りでこんなに雰囲気が変わるのだなとびっくり。店舗に設置されているレストルームにはネロリをベースにした323が使用されてるので、お店に伺った際には香りの違いにも注目してみてくださいね。
奥のWhite Spaceに移動してホームフレグランスのお話を詳しく伺っていると、横目に入ったライト付きのオブジェに目がクギづけになりました。空間を縦に区切るように設置されたオブジェは、ディフューザーのデザインを手掛けた、マイケル・アナスタシアデスとシハラエディションによるもの。1メートルのモジュールを縦に2つ並べて設置したオブジェはダイナミックさもありながらも、温かみのあるライティングやゴールドの台座がなんともモダン。久しぶりにインテリアアイテムでハートを鷲掴みにされました。
いつか天井の高いお家に住むのが夢である私のウィッシュリストに入ったこちら。何気なく「おいくらですか?」と聞いたところ、清水の舞台からも飛び降りても足りない価格のため断念することに。まずはホームフレグランスや、他にも共作して展開しているジュエリーがあったので、そちらをチェックして気持ちを落ち着かせようと思います。ともあれ、空間も素敵なシハラ トウキョウ。美しさを
ジュエリーコレクションはサイズ違いでも多数展開
Shihara Tokyo
東京都港区北青山3-12-13 北青山3丁目ビル1F
tel : 03-6427-5503
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