「ほぼ一目惚れで引っ越しを決断!」岩堀せりのLA新居にお宅訪問♡ in ロサンゼルス
「ほぼ一目惚れで引っ越しを決断!」岩堀せりのLA新居にお宅訪問♡ in ロサンゼルス【前編】
国内外問わずデュアルライフ、つまり二拠点生活を選ぶ人が増えた昨今。東京をベースに活躍していたモデルの岩堀せりさんもそれを実現させたひとり。2018年から東京ともうひとつの拠点をロサンゼルスに構え、家族との時間を第一優先にしたライフスタイルを満喫しています。ちょうど1年前に引っ越したという110坪超えのコンテンポラリーな新居は本誌初登場! 圧巻です。
Living
『シンプルイズベスト』がコンセプトの気持ちがいい空間
結婚生活19年目を迎え、美男美女のおしどり夫婦として知られるせりさん。ロサンゼルスに家族で住み始めて5年目というだけあって日本とは違う生活スタイルにもすっかり慣れた様子。実はロサンゼルスで暮らすという話は随分前からあったそう。「まだ結婚する前の話なんですが、実はロサンゼルスに家を借りていたんです。でもその時期に息子の妊娠が分かって、現実的に考えてそのときはロスでの暮らしを一回白紙にしたんですよね」
その後は東京での子育てとモデルの仕事に追われる忙しい日々を送っていたが、家族旅行ではよく訪れていたという。月日が経ちお子さんたちが大きくなってきて、今度は家族での移住計画が持ち上がった。最初の家に引っ越したのが今からちょうど5年前。「そのお家は以前オトナミューズでも紹介してもらったビーチフロントのアパートメントで、見晴らしのよさが気に入ってました。実際ほとんどビーチに行くことはなかったんですけどね(笑)」
その家には愛犬も一緒に4年ほど暮らしたが、昨年この家を見つけて、ほぼ一目惚れに近い形で引っ越しを決断した。
Dining
Kitchen
「元々は1921年に建てられた家でリノベーションされた状態で売られていました。オープンハウスに出ていたときの雰囲気が素敵だったので、家具もほぼ一緒に買い取ったんです。前の家から持ってきた家具と元々ここにあった家具を組み合わせているんですが、絶妙にマッチしているなと思っていて。玄関を入ってすぐのゲストスペースに置いてある黒のラウンジチェアは座り心地が最高です。一番長く時間を過ごすのは昼間だとリビングのソファかな。あと夜はシアタールームにほぼ毎晩いますね、ワイン片手に韓流観るのが好きで(笑)。なんでもシアタールームで観る習慣になっていて、娘もよく一緒に観てますよ。旦那さんはパティオの暖炉スペースが好きかな」
玄関を開けるとパティオまで一望できる広々とした造りで、アメリカンサイズの家具を贅沢に配置。玄関からキッチン、ダイニングルームと扉が一切ないため開放感抜群で、モダンな雰囲気と温かさを併せ持つ空間に仕上がっている。家具のブランドは特にこだわらないのがせりさん流だが、独自の審美眼が発揮された家具からは統一感も伝わってくる。
Entrance
まるで海外のホテルのような
エントランススペース
「遊び心があってロサンゼルスの家になじむ家具が多い『HD Buttercup』は引っ越したときに何回かお店に行き、外の家具は大体そこで買いました。ただ家具はオーダーすると届くまでにものすごく時間がかかるから、基本的には在庫があってすぐ納品してもらえるものを選んで購入。それなのにプールサイドのチェアベッドは在庫ありだったはずが取り寄せになって、『もう来ないのかな……?』なんて話してたら突然届いたり。そういうことにもすっかり慣れました。やっぱり日本のサービスって素晴らしいなと(笑)」
Closet
見どころ満載のせりさん宅、次回もお楽しみに!
photograph: YUSEI KANDA / hair&make-up: MEGUMI ASAI / edit: MEGUMI YAMANO
otona MUSE 2023年8月号より