海街・仁川は食のパラダイス♡ 韓国旅行であえて仁川空港を使う理由。杉山ゆりの【K-TALK♡】
仁川での次なるミッション、海鮮カルグクスの名店へ!
帰国の夕方便まで、まだまだ時間はたっぷり。次なる目的は……。
またまた食です(笑)。私が積極的に仁川に来たかった理由はパラダイスシティともう一つ、海鮮カルグクスを食べること。とにかく無類の貝好きが、仁川でこれを食さないワケにはいきません。
荷物をパラダイスシティに預けたまま、タクシーで向かいます。およそ5分。着いたのは「ファンへ海鮮(ヘムル)カルグクス」。なんともローカルな店構えに胸が高鳴ります。席に着いた瞬間「1人前ね?」と確認され、自動的にカルグクスのオーダーが入ります。海鮮カルグクス以外のメニューはサンナクチ(タコの刺身)とチョンボッ(鮑)のみ。もちろん食べたかったのですが、この日は一人だったこともあって、カルグクスのみに集中。周りのテーブルに運ばれてくるカルグクスを見ているとどんどん期待が高まって、まだか、まだか、と食いしん坊にとっては待ち時間がまぁまぁ長く感じられました。
そしてついに、カルグクスが目の前に! 1人前ですがタライ並みの大きな器で、小皿への取り分けに使うものもスプーンやレンゲじゃなく、お玉です。アサリ、ホタテ、エビ、そして干しスケトウダラの身も! この干したスケトウダラが、海鮮出汁の大きな役割を担っているワケです。
白濁したスープを一口含んだ瞬間、あ〜、染みるぅぅ。見た瞬間はあまりのボリュームに「絶対食べきれないな」と思ったけど、気づいたら平らげていました。私の胃袋よ、連日よく頑張ってる(笑)。1人前で12000ウォン。決して安くはないけど、高くもないかな。貝がこれだけ入っているので♡ お店を出て少し散策してみたものの、この辺りは見事にチョゲグイ(貝焼き)のお店など海鮮系の食堂しかなくて、スーツケースをピックするべくパラダイスシティへ戻ることに。ただ、海沿いにはおしゃれなカフェもたくさんあるみたいで、次回、一人じゃないときにもっとゆっくり冒険してみようと思います。