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本格的な冬到来!
温まるならこれが一番♡
美味しいスープはいかが?

「米国風かきのサフランチャウダー
寒くなってくると恋しくなるのは、お腹も気持ちもホッとさせてくれる温かなスープ。 具だくさんにすれば、簡単にごはんやパンを添えるだけで食事が完成してしまう便利なメニューでもあります。今回は、世界のさまざまなスープをご紹介。どれもいつもの献立に取り入れやすくアレンジされていますので、ぜひ作ってみてくださいね!

「ロシア風薄切り肉のボルシチ」

ビーツ水煮の缶汁も活用することで、素材の甘みをさらに実感できます。にんにくがきいたサワークリームで酸味とコクをプラスし、後を引く美味しさに。

牛肉は薄切り肉を用いれば、煮込み時間も短くて簡単! しかも、薄力粉をまぶしてから煮ることで、肉汁が逃げるのを防いでかたくなりません。

材料(2~3人分) 牛切り落とし肉…200g 玉ねぎ…1/2個 セロリ…1/4本 ビーツ水煮…100g にんじん…1/2本 キャベツ…2枚(120g) にんにくの薄切り…1かけ分 塩、こしょう、薄力粉…各適量 オリーブ油…大さじ1と1/3 A   ビーツ水煮の缶汁、水…計2と1/2カップ ローリエ…1枚 砂糖…少々 にんにくのすりおろし…少々 サワークリーム…適量 作り方 ① 玉ねぎ、セロリは薄切りにし、ビーツ水煮は1㎝角の拍子木切りにする。にんじんは皮をむいて横2等分、縦4等分に切り、キャベツは細切りにする。牛肉は塩小さじ1/2、こしょうをふって薄力粉をまぶす。 ② 鍋にオリーブ油小さじ2を中火で熱し、牛肉を入れてこんがり色づくまで焼き、一度取り出す。残りのオリーブ油を足し、玉ねぎ、セロリ、にんにくを入れてしんなりするまで炒めたら、ふたをして弱火にする。5分ほど蒸し焼きにし、途中何度かふたをあけて炒め合わせる。 ③ ②にA、ビーツ水煮、にんじん、キャベツを加えて牛肉を戻し入れ、再度ふたをして20分ほど煮る。仕上げに砂糖、塩小さじ1弱で味を調える。器に盛り、混ぜ合わせたBを添える。  

「米国風かきのサフランチャウダー」

プリッとしたかきの濃厚な味と、みじん切りの玉ねぎが絶妙にからみ合う一品! サフランの香りと色みも加わり、まさに大人のクラムチャウダーといった味わいです。
「米国風かきのサフランチャウダー

バターと薄力粉は先によく練り混ぜておくと、ダマになりません。この状態で1週間ほど冷蔵保存可能なので、多めに作っておくと便利。

材料(2~3人分) かき(むき身・加熱用)…8個 玉ねぎ…1個 じゃがいも…2個 塩、片栗粉、こしょう、薄力粉…各適量 A     薄力粉、バター(常温にもどしたもの)…各大さじ1 塩…小さじ1/2 こしょう…適量 バター…小さじ2 水…1カップ 顆粒コンソメスープの素…小さじ1/3 牛乳…1カップ サフラン…小さじ1/2 作り方 ① かきは塩、片栗粉をもみ込み、さっと洗って水けをペーパータオルでふき、塩、こしょうをふって薄力粉をまぶす。玉ねぎはみじん切りにし、じゃがいもは皮をむいて2㎝角に切り、水に5分ほどさらして水けをきる。Aはボウルに入れ、小さめの泡立て器でよく練り混ぜる。 ② 鍋にバターを中火で熱し、かきを入れて両面を1分30秒ずつ焼きつけ、一度取り出す。同じ鍋に玉ねぎ、じゃがいもを加えて1分30秒ほど炒め、Bを加える。ふたをして弱めの中火にし、6~7分煮る。 ③ じゃがいもに火が通ったら牛乳を加えてさっと温め、サフランを加えてかきを戻し入れ、2分ほど煮る。弱火にしてAを少しずつ加え、とろみをつける。

cooking:HITOMI TSUTSUMI photograph:MIYUKI FUKUO
styling&text:HIROKO NAKADA cooperation:UTUWA

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