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渋佐 和佳奈

渋佐 和佳奈

ホームアローンのロケ地に、本場顔負けなクリスマスマーケット、ワクワクが止まらないシカゴのクリスマス

Happy Holidays♪
生のモミの木が香るクリスマスツリー

今年も残すところあとわずか。北海道と同じくらいの緯度に位置するシカゴは、街のすぐ東側がアメリカ五大湖のミシガン湖に面しているため、この時期は湖から吹く冷たい風も相まって寒さが一段と厳しくなります。しかし、今年は去年に比べると暖冬なのか、12月中旬でも10℃近い穏やかな日があり驚いています(去年は大寒波の影響もあり、クリスマス付近に-20℃の日がありました……)。

 

そんななか、街の至るところにはクリスマスツリーが設置され、日没以降はイルミネーションが灯され、心ときめくクリスマスムード一色に。普段から「Have a good day(いい1日を)!」や「Enjoy the rest of your day(残りの1日を楽しんでください)!」など、別れ際に嬉しい一言をつけるのがアメリカの素敵な習慣ですが、この時期になるとお店の店員さんとのやりとりや、エレベーターなどで居合わせた人とのちょっとした会話の最後にも「Happy Holidays!」や「Enjoy your holidays!」と、この季節ならではの言葉をかけあうようになり、それだけで気分はワクワクちなみにアメリカにはさまざまな宗教のかたがいるので、「Merry Christmas」ではなく「Happy Holidays」と言うのがクリスマスあいさつの定番となっています。

シカゴのダウンタウンにあるミレニアムパークの入り口に、大きなクリスマスツリーが登場! 今年で110回目を迎える歴史あるこのクリスマスツリー。点灯式ではホリデーシーズンの幕開けをお祝いするかのように、都会の真ん中にも関わらず花火が打ち上げられ、大勢の人が集まりました。

このミレニアムパークのクリスマスツリー、実は本物の木! 毎年シカゴ市が募集をかけ、応募のなかから選ばれた木がミレニアムパークに飾られるというシステムになっています。今年はシカゴ郊外に住むかたの自宅の庭にあった高さ14mの木が選ばれました。毎年ニュースになるほど、その年のツリーの選考会は注目を集めています。

 

アメリカではこうした街中のクリスマスツリーに本物の木を使うことが多く、有名なニューヨークのロックフェラー・センターのクリスマスツリーも、本物のモミの木が使用されています。もちろん、家庭内に飾るクリスマスツリーも生木が使われるのがアメリカでは一般的。11月ごろから家庭で飾るためのモミの木が、近所のスーパーや期間限定でオープンする特設販売所「クリスマスツリーファーム」で売られます。

50cmほどのものから3mを超える大きなものまで、豊富にラインナップ。高さによって値段が変わり、5〜6ft(1.5m〜1.8m)だと$130(約2万円)でした。ファームに一歩足を踏み入れると、スッキリとしたモミの木のいい香りが!

購入したツリーは、車の屋根に乗せてロープで固定し持ち帰ります。ホリデーシーズンになると、このような車が走っている光景をよく見かけます。初めて見たときは「なんて大胆な持ち帰り方なんだろう!」と驚きました。

こうして購入したツリーを自宅で可愛く装飾し、イブやクリスマス当日は家族でゆっくりと過ごすのがアメリカンスタイルの楽しみ方。クリスマス当日は街中のお店やレストラン、観光地などほとんどのお店がクローズしてしまうので、旅行で訪れる際はご注意を!

 

ちなみに、日本ではクリスマスを過ぎるとお正月ムードへ突入しツリーを片付けるお家が多いですが、アメリカでは自宅でも公共の場でもお正月過ぎまでツリーを飾るのが一般的。クリスマス当日から十二夜を迎える16日は、エピファニー(公現祭)というキリスト教で大切にされている日で、そのころまでツリーを飾るのが基本とされているそうです。長い間、キレイなツリーを楽しめるのがいいですよね

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text : WAKANA SHIBUSA

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渋佐 和佳奈

渋佐 和佳奈

渋佐 和佳奈(しぶさ わかな)/宮城県のテレビ局で3年半、WOWOWで5年間アナウンサーとして勤務し、2022年4月からアメリカ・シカゴでの生活をスタート。長年スポーツに携わり、シカゴでもメジャーリーグ・シカゴカブスのリポートを経験するなど、現在もフリーアナウンサーとして活動中。SNSでは趣味のスポーツ観戦や暮らしぶりを投稿している。

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