LIFESTYLE

小山瑶

小山瑶

ドイツで妊娠&出産! 診療も費用がかからずNIPT(出生前診断)も一般的なドイツの出産事情って?

親友が来独!
GENDER REVEAL PARTY

出生前診断で第一子は女の子と判明! 結果が分かったタイミングで日本から親友が遊びにきてくれることに。こじんまりとですが、ドイツでジェンダーリベラルパーティーをやってみました。家族や友人を呼んで大々的に発表する方法や、ケーキやおにぎりの中身で性別を相手に伝えるなどさまざまな方法がありますが、私は後者を選択。ギリギリまで彼には伝えず、ケーキの中身で驚かせよう! と思い、友人と0から作り始めたのですが、さらっと友人が性別を話してしまうという大事件が! それもまた楽しい思い出となりました。

友人特製のケーキ。ケーキの中身で男の子か女の子かが分かるように、土台から全て一緒に作りました。

つわりとの闘い
妊娠中の出来事

ドイツでの妊娠生活は穏やかでした、と言いたいところですが、そんなこともなく……。つわりや眠気など、からだの変化はしっかり感じました。何度「日本の〇〇が食べたい!」と思ったことか……。ドイツは日本のような、簡単ですぐ食べられる物を取り扱っているコンビニエンスストアのようなお店がないので、作るか、食べられないかの二択。冷麺をひたすら作って食べたり、工夫を凝らしながらつわりの時期を乗り越えました。ドイツはフルーツがとっても新鮮で安く、たくさんの種類があるので、すいかやマスカット、オレンジばかり食べていました。私の場合は低血圧が問題だったので、「水分をたくさん摂るよう、フレッシュオレンジジュースを水で撹拌させて飲んで」と言われたのを覚えています。日本ではどのような指摘をされるのか気になりました。

2023年6月。マルタ島に長期旅行に行きました。暑すぎる時期をずらして旅行へ。妊婦としては最後の長期旅行になりました。

妊娠5カ月になったところでフランクフルトからデュッセルドルフに引っ越しすることに。つわりも終わり安定期に入ったところでの引っ越しでしたが、思っていた以上にハードモード。病院探しに、お家探し。ドイツでは産婦人科に妊娠38週まで通い、出産時は分娩のための分娩室を別に予約をします。日本とは異なるシステムについては、日本人の助産師さんが開催している妊婦教室に通い、出産から入院するまでの一連の動きを学びました。驚いたことは、海外で出産される日本人の多さ。デュッセルドルフでは日本人向けに、特別に病院で説明会が開催されているため、比較的他の国で出産するよりは、妊婦さんに対して優しいと、助産師さんがおっしゃっていました。

妊婦旅行 in ホーエンツォレルン城。つわりが落ち着いて親友と旅行へ。

NEXT PAGE

text : HARUKA KOYAMA

LIFESTYLE TOP

WRITER

小山 瑶

小山瑶

小山瑶(こやま はるか)/山形県のテレビ局で4年間アナウンサーとして勤務し、2022年4月からフリーアナウンサーに転身。2022年よりドイツ・フランクフルトで勤務する夫に帯同、引っ越しを終え、2023年8月より同国・デュッセルドルフでの生活をスタートさせる。ドイツに住んでいるからこそな、ホットなニュースを届けている。

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE