ドイツではホワイトアスパラガスやルバーブが人気。初夏の野菜を美味しく食べる現地レシピ公開!
“食用の象牙”や“白い黄金”の呼び名も
ドイツで人気のホワイトアスパラガス
ドイツ人がとにかく大好きなのが、ホワイトアスパラガス(シュパーゲル)。春になるとスーパーや露店に出現します。もう終わりの時期に差し掛かってしまいましたが、どうしてもご紹介したい野菜です。
年に一度の約2週間の収穫時期のあいだに、ドイツ人は1人当たり平均して1.5㎏のホワイトアスパラガスを食べるとされています。本数でいうと20本ほど。オランデーズソースとポテトを添えて食べるスタイルが一般的で、朝食から夕食まで多くの食卓に並びます。ホワイトアスパラガスはカロリーが非常に低い上に栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ただ、食べ過ぎると痛風になるとも言われているので、過食には注意を! さらにアスパラガス酸と言われるガスが多く含まれていて、食後体内で分解されると硫黄臭の強い尿が出るとも言われています(これは人によるそうですが……)。グリーンアスパラガスより水分量が多く、太くさっぱりした味なのでどんどん食べてしまう魔性の春野菜です。
そんな旬なホワイトアスパラガスを使ったレシピをご紹介! 日本でもドイツにお住まいの方もぜひ作ってみてくださいね。
<ホワイトアスパラガスのおひたし>
材料(2人前)
ホワイトアスパラガス 5本
★水 250ml
★だしパック(茅乃舎だしがオススメ) 1個
★醤油 大さじ3(お好みで調整してください)
★みりん 大さじ1
1.ホワイトアスパラガスの先端5㎝を残し、残りの部分の皮を剥き、4等分する。沸騰したお湯で5分ほど茹でる。
※サクサクとした食感がお好きな場合は5分、とろける柔らかさがお好みの場合は10〜15分
2.★のつゆに熱々の状態で入れ、冷蔵庫で冷やせば完成。
text : HARUKA KOYAMA