日本では簡単なこともドイツだと困難?ドイツの離乳食やカフェなど子育て環境をリアルレポート!
ドイツ・デュッセルドルフ在住でフリーアナウンサーの小山瑶さんが、現地で暮らすからこそ得られるディープで旬な情報を教えてくれる連載。アナウンサーそしてジャーナリストとしての視点を交え、ドイツの情報をいろんな角度からお届け。今回はお子の誕生から6カ月目にして始めた離乳食作りの困難な側面や、今後の教育の参考になるKindercafeについて教えていただきました。
フリーアナウンサー 小山瑶の海外生活 in Germany
Epi.34「はじめての離乳食に葛藤の日々。さまざまな幼児教室や異文化交流できるKindercafeについて」
デュッセルドルフでは「やっとこの季節がやってきた!」と感じられる代表的な風物詩、移動式遊園地(Kirmes)が7月12日から開催されていました。ライン川のほとりに遊園地が広がっていて、とにかく盛り上がります。Kirmesは毎年400万人以上の観光客が訪れるドイツ最大のお祭りで、700 年以上の歴史を誇ります。移動式のためアトラクションももちろん組み立て式。にもかかわらず本格的な造りをしていて、びっくりします。私はというと、パパに娘を預けて怖そうなジェットコースターにひとりで乗車。ドイツ人に向けた作りなのか全てが大きく、安全ベルトも緩いわ、座席は広いわで飛ばされそうになりましたが、童心に帰ることができた楽しい時間でした。
そんな感じで過ごしているドイツの夏。娘も生後7カ月になり、すくすく成長。離乳食も開始し、乳児から幼児になりつつあります。そんな経過を話しながらドイツ育児について綴れればと思います。
text : HARUKA KOYAMA