LIFESTYLE

木津明子

木津明子

1食を提供するだけじゃなく、ほどよく見守る関係を築く。3周年を迎えた【こども食堂レインボー】は「ナイスな大人」の集まりだった!?

こども食堂レインボー8月④

URさんのご厚意で広めのキッチンが併設された団地の集会所を貸してくれることになり、それまでは前日に自宅でしていた仕込み作業も全て当日の朝からできるようになりました!

子ども食堂を運営しているとよく聞かれるのが「本当に困っている子どもたちが来ているのか?」とか「必要じゃない人が食べているんじゃないか」など。ときにはメールで学生からアンケートを依頼されたりもします。


もちろん、孤食や隠れているネグレクトを救うことは子ども食堂のテーマです。そこに向けてピンポイントでアプローチすることができる人もいるのかもしれませんが、私たちが目指す【こども食堂レインボー】は、ただ1食だけを提供する場ではなく、そこから繋がるコミュニケーションを生み出す場だと考えています。私自身、幼少期は両親の仕事が忙しかったので、夜ごはんは近所の中華料理屋さんに週4日も通うような環境で育ちました。父も母も大好きでしたが忙しく、あまり話せる時間がなかったので、近所の「ナイスな」おばさんたち気さくにが話しかけてくれて、ほどよい距離感で見守ってくれていたことが嬉しかったんですね。だから私はそんな「ナイスな」大人になりたいと思っています。

こども食堂レインボー8月⑤

カメラマンの中川真人さんが子どもたちを写真撮影してくれたり、ヘアメイクの赤間直幸さんがヘアアレンジをしてくれたり。スタイリスト業での縁が、子ども食堂の活動にも広がっていて、本当にありがたいし、嬉しいです♡

NEXT PAGE

LIFESTYLE TOP

WRITER

木津明子

木津明子

ファッションスタイリスト、「こども食堂レインボー」代表/『otonaMUSE』他モード誌を始め数々の媒体で活躍中のファッションスタイリスト。明るく朗らかな人柄にファンが多く、俳優たちからのオファーも多い。「こども食堂レインボー」の主催者でもあり、神奈川県横浜市にて月に2回子ども食堂を開いている。

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE