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オトナミューズ編集部

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吉川ひなの「家庭菜園をやっている時間が大好き」長年の友、YOPPYを迎えたインタビュー

[HINANO]ニット¥55,000(エストネーション)、スカート¥82,500(マンテロ/共にエストネーション グランフロント大阪店) [YOPPY]ジャケット¥31,900、シャツ¥36,300、ショートパンツ¥25,300(全てフィーニー)

【Hau‘oli 】ハウオリ HINANO YOSHIKAWA

毎回自由に内容を変え、お送りしていくひなのの連載。ハウオリはハワイ語でHAPPYの意味です。

「親愛なるYOPPYと♡」

出会いは二十数年前、原宿「369」で。

—今回、スペシャルゲストとしてモデル・タレントのYOPPYさんが登場。実は、本連載がスタートしてからひなのさんがゲストを迎えるのは初めてのこと。まずは、お2人の出会いについて伺います。

 

ひなの(以下H そうなの!  連載にゲストを招くのはよっちゃんが初めてなんだよ。

YOPPY(以下Y イエーイ!  嬉しいです。ありがとうございます!

H わたしたちが出会ったのは、よっちゃんがまだ高校生のときだったよね。原宿に「369」というヘアサロンがあって。私がそこにいたら、突然よっちゃんがあらわれて。

Y そうそう!   高校生の私からすると、吉川ひなのちゃんはもちろん知ってるし、大阪から出てきた私は「憧れの存在が実際におるやん」となったわけで。もう、すごい胸熱で湧いてるわけですよ。「友だちになってください」って勇気を振り絞って言ったのに、拍子抜けするほど気軽に「いいよ〜」って(笑)。

H そこからずーっとお友だちだよね。

Y あまりに自然に友だち関係が始まっちゃったけど、そんな芸能人いないですよね。

H よっちゃんと出会ったときは、振り返ってみると人生で一番どうかしてた時期かも(笑)。よく原付バイクで、お家まで遊びに行ってた。

Y 2人でカラオケ行ったりもした。当時、ひなのちゃんが住んでいたお家が好きだったな。

H 懐かしいね。自宅からいつも原チャリで移動していて、その何年後かにはビッグスクーターに乗るようになったの。

Y けっこうイケる人なんですよ〜。

H 超乗ってたよね、わたし。

 

—当時のお互いの印象って覚えていますか?

 

H よっちゃんは、なんでこの人はこんなに生きていくのがうまいんだろうと思ってた。

Y いやいや、そんなことないよ。

H いつも、こういうふうに生きられたらいいなってすごく憧れていたんだよね。人間関係やコミュニケーションがすっごい上手なの。

Y 褒めてくれるけど、そんなことないですよ。

H 当時のわたしは、自分の立ち位置もよく分からなかったし、人見知りだし、すぐシャイになっちゃう。よっちゃんを見てると、「わたしって、本当にイケてないな」って。だけど仲よくなった人だけには、何でもいえるし、何でも見せられる。

 

—YOPPYさんに対してはすぐにそうなれた?

 

H 人生で何人かだけ、突然心を開ける人があらわれるんだよね。自分でもどんな定義があるか分からないんだけど。よっちゃんには、出会ってすぐに心の扉がバーンって開いたの。

Y 嬉しいな。昔、そんな話をしてくれたのも覚えてる。あまりにいつも私と一緒にいてくれるから、いいんかな? って心配になったこともあって。

H 恋バナもたくさんしてたよね。「よっちゃん、もうあの男の人のところには行かないで!」「また彼に連絡したでしょう!?」とよく叱った(笑)。

Y 隠れてね(笑)。ダメって叱られるのに、会いに行っちゃう。ま、若気の至りだからしょうがない。

H だから全部知ってるし、知られてます。

Y はい、私も全部知ってます。ひなのちゃんはすごく面倒見がいい人なんです。恋愛相談にものってもらっていたし、ゴハンもよく作ってもらってた。

H でも、あるときからよっちゃんが急に自炊をするようになったよね。ちょうどわたしが一番上のコを産んだくらいのころ。ハワイに遊びに来たときに、夜遊びして帰ってきて、私にゴハンを作ってから寝て、また夜になったら遊びに出かけてた。

Y それは本当に申し訳なくてね。初めての子育てで忙しいのに、お家に泊まらせてもらって、しかも夜遊びしまくっているという……。

H わたしはなんとも思ってなかったけれど、きっとよっちゃんのことだから気にしてたんだね。

Y 若さのせいにするけど(笑)、夜出かけるとき罪悪感で心がざわざわしてて。それでも遊びたい欲がおさえられなくて、「行ってきます!」って。それから数年後に、私も出産してみて痛感するんだけど、普通の人だったら怒るでって思いました。

H わたしからすると、よっちゃんがゴハンを作ってくれただけで「奇跡!」と毎日思ってたから。

Y それまでは作ってもらうばっかりやったんでね。いつも美味しい、美味しいって。私が作ったことなんて一度もなかったもんな。

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photograph:KAZUTAKA NAKAMURA styling:AKIKO KIZU 
hair & make-up:JUNJUN(HINANO), TOMOE ISHIKAWA(YOPPY) 
model:HINANO YOSHIKAWA, YOPPY
text:HAZUKI NAGAMINE

otona MUSE 2024年9月号より

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オトナミューズ編集部

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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