「寝つけない」「夜中に起きちゃう」その原因、脳疲労かも!? 睡眠外来医が快眠のコツを教えます
「疲れているのに眠れない」は運動で解決
不眠の原因はいろいろですが、現代人で一番多いのは頭が疲労してしまっていることが関係しています。脳は疲れてオーバーヒートしてしまうと逆にスイッチがオフにならず、興奮状態に陥ってしまい寝るモードになりにくくなってしまうんです。そうなると夜中に目覚めてしまったり、早朝覚醒といって朝早く目が覚めてしまうことにも。そんな人に有効なのが、運動をしてフィジカルの疲れを利用して眠ること。可能であれば深部体温が一番ピークの夕方〜20:00ごろに運動をして、体温を更に上昇させておくと、より自然に体温が低下しやすくなるのでスムーズな入眠を助けてくれるはず
text:KAZUKO MORIYAMA illustration:YUKO SAEKI styling:ERINA KAWASE
otona MUSE 2024年9月号より