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小山瑶

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【子どもと楽しむイタリア旅行】トイレ問題、驚きの離乳食、知られざるベビー服……最新おみやげ事情

「子どもの熱中症予防術」ローマでの暑さ対策について

ドイツに住んでいると夏の暑さをすっかり忘れてしまいます。日本では40℃近い酷暑が続きますが、ドイツは暑くて30℃。湿度も低いのでジメジメベタベタした印象はなく、そのうえ夏特有の暑さを感じるのは30日もありません。そのため国内のエアコン設置率は15%以下。家のつくりも夏は涼しく冬は暖かく保てるような設計になっていて、エアコンがなくても快適に過ごすことができます。

ヨーロッパで熱中症対策

ベビーカーには扇風機と日よけカバー、その上から濡らした白い布を被せ、とくに熱くなる背中にはひんやりシートを付けていました。日差しの強い日向は避けて日陰を歩くようにしました。

この環境で過ごしていると、すっかり暑さに弱くなってしまいました。オーストリアはドイツとさほど変わりはなかったのですが、ローマは暑く、一日中30℃以上という日が続きました。

 

そんななかで気を付けなければなかったのは、ベビーカー内の熱中症対策でした。5泊6日の旅行中も後も娘はとくに体調を崩すこともなかったので本当に安心しました。我が家流の熱中症対策のポイントは、ベビーカー内の温度をなるべく下げてあげること。

 

【熱中症対策のポイント】
1.扇風機、背中ひんやりシート、日よけカバーを設置
2.大きな布(スカーフなどの通気性のよいもの)でベビーカーを覆う
※布を各水場で濡らし、常にベビーカーに被せておくと布の水が蒸発すると同時にベビーカー内にひんやり空間を作ることができる

3.保冷バッグ持参(凍らせたペットボトル、おしりふき、離乳食を入れるため)

おしゃれな保冷バッグ

常に持ち歩いていたのは、保冷バッグ。これは本当に持参してよかったなと強く感じました。中にはペットボトルを凍らせたもの、保冷剤、おしりふきを入れていました。離乳食もこの中に入れて、腐らないように対策。

イタリアでベビーカー

こちらが完成系です。日差しが強いヨーロッパでは西日でさえも強く、子どもと共にこまめな水分、日焼け止めを塗るように心がけていました。

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text : HARUKA KOYAMA

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小山 瑶

小山瑶

小山瑶(こやま はるか)/山形県のテレビ局で4年間アナウンサーとして勤務し、2022年4月からフリーアナウンサーに転身。2022年よりドイツ・フランクフルトで勤務する夫に帯同、引っ越しを終え、2023年8月より同国・デュッセルドルフでの生活をスタートさせる。ドイツに住んでいるからこそな、ホットなニュースを届けている。

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