シチリアの家庭料理風!レモン×白ワインでフルーティ仕上げのなすの『なすのカポナータ風』レシピ
なす料理のスペシャリスト・大庭英子先生に、絶品レシピを教えてもらいました。なすは鮮度が命で、新鮮だと火の通りが早く、柔らかく仕上がります。ハリがあって下側が膨らんでいない、シュッとした良品を選びましょう。『なすのカポナータ風』は、シチリアの伝統的な家庭料理カポナータを、なすを主役にアレンジ。さっぱりとフルーティな味わいでお酒のおつまみにもぴったり。
『なすのカポナータ風』
(材料2〜3人分)
なす……4〜5個(400g)
トマト(完熟のもの)……1個
玉ねぎ……1/2個
にんにく(みじん切り)……小1かけ分
オリーブ油……大さじ3
白ワイン……大さじ1
塩……小さじ1/2
こしょう……少々
A
はちみつ……大さじ2
レモンの絞り汁……大さじ1
(作り方)
❶ なすはへたをのぞいて縦4等分に切り、2㎝幅に切る。トマトはへたを取って横半分に切り、種を除いて 8㎜角に切る。玉ねぎはみじん切りにする。
❷ 鍋にオリーブ油を弱めの中火で熱し、玉ねぎ、にんにくを入れて炒める。しんなりとしたら、なすを加えて中火にし、油が回るまで炒める。トマト、白ワインを加えて混ぜ、塩、こしょうをふって混ぜ合わせる。ふたをして弱火にし、8∼10分ほど煮る。
❸ ❷にAを加えて混ぜ、ひと煮して火を止める。粗熱を取って冷まし、冷蔵室に入れて冷やす。
cooking:EIKO OHBA / photograph:KEIICHI SUTO / styling & text:HIROKO NAKADA
otona MUSE 2024年10月号より