【ブッダに学ぶ人間関係で荒れない8つの方法】「よりどころとは実は不安の源」と知ることが大切!
❺ 〝良い言葉〟は自分に戻ってくる
「自分も相手も苦しめない言葉を使って話そう」
言葉は、人に勇気を与え成長させる力もあれば、人を深く傷つけ、生きる気力を奪う力も持っています。言葉には物事や感情を相手に伝えるツールとしてだけでなく、もっと強く深い力があるのです。ブッダは、「人は生まれると口に斧が生える」と言いました。悪意のある言葉を口にすれば、その斧で相手を傷つけてしまいます。その一方で、その斧は自分自身にも向かい、自分自身の心をも苦しめてしまうのです。さらにブッダはこう言っています。「自己を苦しめず、他人を傷つけない言葉のみを語れ」と。口の中の斧を振り回さない、穏やかでやさしい言葉を使えば、相手を傷つけないだけでなく、自分自身にも苦しまずにすむのです。
・ご機嫌になるヒント
「自分自身が欲しい言葉を使って相手をほめましょう」
自分が「言われたら、うれしい」と思う言葉を積極的に使いましょう。良い言葉は、いずれあなた自身のもとに返ってきます。
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