【ブッダに学ぶ人間関係で荒れない8つの方法】「よりどころとは実は不安の源」と知ることが大切!
❼ 良くも悪くも〝聞き流す〟
「他人の言葉に一喜一憂してはいけない」
人にほめられても、けなされても、心は揺さぶられるものです。ブッダは、人が言葉を尽くしてほめたり、そしったりしてきても、大きな柱のように泰然として、欲を持たず、自分の心が揺れるのを静かに鎮めている人こそ「聖者」であると述べました。 他人の言葉に一喜一憂していてはいけないと戒めているのです。ブッダのほめ言葉に対する考えは重要です。ほめられることは快感です。人の心は快感が好きですから、快感を得ようとして、 他人の目ばかりを気にするようになります。ほめられ続ければ「自分は偉い」と思い込むようになり、一方でほめてもらえなければ「どうして認めてくれないのか」と焦りが生じます。いずれにしても、心が乱れてしまうのです。
・ご機嫌になるヒント
「そうかしら? で聞き流す習慣を身につけて」
同じことをしても、ほめてくれる人もあれば、けなす人もいます。他人の言葉を聞くことは大切ですが、それに振り回されないようにしましょう。
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