関東初上陸!名古屋の名店「カフェタナカ」の日本橋限定クッキー&フィナンシェが美味過ぎる
あの、もらって嬉しい緑のクッキー缶!
名古屋の名店「カフェタナカ」が10月9日、日本橋にオープンしました
気の利いた手みやげや差し入れをできる大人になりたいと思い続けてウン十年。喜ばれるもの=自分も美味しいと心から思っているものだなあということが分かり始めた昨今、嬉しいニュースが届きました。洋菓子とコーヒーのお店「カフェタナカ」が10月9日、関東に初進出! あの日本橋三越本店にオープンしたというのです。
「カフェタナカ」はもともと喫茶店文化が根強い名古屋市北区上飯田にあるお店。創業は1963年で、現在は田中千尋さんというパティシエの方が実家であったタナカコーヒーを「カフェタナカ」としてリニューアルし現在に至ります。私、実は普段から洋菓子や甘いものをそこまで好んでいただかないですし、素敵なお菓子の知識も乏しいほうだと思うのですが、仕事柄たまあにいただきものをしたり、出先でお茶菓子を頂戴する際「あの柔らかなグリーンカラーの缶に入ったクッキーは、美味しいからすすめられたら食べたほうがいい」ということだけは知っているのです。
こういう美味しいお菓子をみんなどうやって知っているんだろう、すごいなあ。いくらするんだろう。どこで買えるんだろう。え、名古屋でしか買えないんだ。レアだなあ。こういうの差し入れできる人ってセンスの塊だよなあ。と思っていたら関東に進出。ということは私も「センスの塊みたいなフリをした美味しい差し入れができる人」に、なるということじゃないですか!というわけでのぞきに行ってきました、日本橋本店!
あるよあるよー!あのグリーンの缶の全部美味しいクッキーもあるよ! 季節限定の、ハロウィン仕様の缶もある!
さらに「日本橋三越本店限定」アイテムも多数。これが、これがね……食べてみたんですけど、めちゃ美味しかったんです…!
日本橋三越本店限定アイテムですが、期間とかは限定ではないそう。クッキー缶のサイドには日本橋三越の正面入り口にあるライオンのシルエット入りで、お味も日本橋の桜をイメージしたビスキュイ・スリジエや松北園抹茶を使ったソレイユ・抹茶・セザムなど多彩。あ、「レガル・ド・チヒロ」にも入っているチョコレートクッキーで、私も出合った当初、美味しくてびっくりした人気定番のディアマン・ショコラも入っていますのでご安心ください。
そして日本橋三越限定はまだまだあるのですが、私の激推しはフィナンシェ。ジャージー発酵バターの旨みを味わう「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」が、なんだこれは! と思う味と香りです。
焼き菓子に詳しくないとはいえど、40年以上生きてくるとフィナンシェを口にする機会はそれなりにあるものです。ですが今まで食べたどのフィナンシェとも似ておらず、「フィナンシェってこんなに香り高いものかね?」と驚愕。バターとバニラの香りがまさに口の中に駆け込んできて走りまわっている! 流通が少ない韮山ジャージー発酵バターやマルコナ種アーモンド、そして最高級タヒチ産バニラを使用しているそうです。これは仲のいい甘いもの好きな人みんなに食べさせたい、そして感想を聞きたい。食べかけのフィナンシェをまじまじと眺めながらそう思う味わいなのです。
カフェタナカ 日本橋三越本店は地下鉄半蔵門線や銀座線の「三越前」駅からすぐ。本館の地下にあります。オープン初日は行列ができていたそうで、人気のクッキー缶は午後には売り切れてしまうことも。けれどそんな希少性も手みやげとしてはハクがつくってものです。ハロウィンが終われば、次はクリスマスコレクションが登場するんでしょうか。お世話になったあの人に、甘いものやコーヒーが好きなあの人に。とびきり美味しいお菓子を味わってもらいたいなあ、そんなときはぜひ日本橋へ!
otona MUSE Y