【ママ編集者が選ぶ絵本10選】「数がかぞえられるようになった」「どうぞを覚えた」のはコレだった!
『どうぞのいす』
うさぎさんが作っているのは、小さな椅子。しっぽもつけて完成です。そして、うさぎさんは木の下に「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に置いていき、そこに訪れた動物たちが、椅子を使って食べ物を交換していく、といったストーリーです。なかなか自分のものをお友だちに貸せないお年ごろではあるのですが、この本や保育園での日々のやりとりをきっかけにだんだんと「どうぞ」ができる機会が増えた気がします。親としては、相手のことを思いやることを学び、これからの人生にやさしい「どうぞ」がたくさんあるといいなと思ってみたり。年齢を重ねても、繰り返し読み続けたい本です。
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