「何がしたいかは自分自身にある」「欲を捨てればうまくいく」老子による心がフッと軽くなる言葉5選
その❸ 人を軽蔑すると自分の心もけずられる
人間には慈しみの心が何よりも大切だということも説いています。人に対して腹を立てたり軽蔑したりすると、自分の慈しみの心まで失ってしまうからです。老子は、それを大きな災いといい、慈しみの心を失うことを悲しめる者が勝つと説いているのです。老子は、人を軽蔑したり馬鹿にしたり、あるいは敵視する気持ちを捨てなさい、といいます。横柄な人の一挙手一投足で自らの心をけずる必要はありませんし、あなた自身に問題があったのなら、いつもより優しい言葉をかけてみたり、態度を改めてみるなど、慈しみの心で接してみましょう。
illustration:KARASHISOERU
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