海も夕陽も料理も絶品!40代ライターが福岡の注目ホテル【セブン バイ セブン 糸島】に泊まってみた
お部屋鍋から究極の朝食まで。糸島食材を使った料理に舌鼓!
旅の楽しみといえば、やっぱり食事ですよね。普段はお目にかかれない、その土地の食材や名産品を存分に味わいたいもの。今回は部屋でゆっくり過ごしたかったので、1日7部屋限定の宿泊プラン「糸島食材をふんだんに使用 - お部屋であったか鍋プラン」でリザーブ。お鍋は食材の宝庫である糸島の旬の野菜やお肉を味わうことができ、さらには鍋に合わせて地元・糸島の川久保酒店が提案する日本酒が楽しめるというものです。
スープは食材の魅力を味わえるようシンプルな醤油と味噌の2択で、筆者は醤油をセレクト。お野菜もスープもすごく美味しかったんですが、とくに気に入ったのが糸島豚のバラ肉です。油がすごく甘くてコクがあるのにしつこくなく、箸が止まりませんでした。で、バラ肉の油が溶け込んで深みが増したスープを使った締めの雑炊もこれまた絶品。お腹がいっぱいにも関わらず、あまりの美味しさにおかわりしちゃいました!
今回の訪問でタイミングよく味わえたのが、代々木上原にあるレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作氏監修のメニューの数々。こちらは4月5日(土)までの期間限定となっており、筆者はパンケーキと鮭定食をチョイスしました。どちらもロビーに併設するラウンジで提供され、天気がよければ屋外のテラスでも楽しめます。
「練乳ホイップバターミルクパンケーキ」は、優しい甘さのきび糖を使った王道のパンケーキなので、どこか懐かしい味わいと口当たり。付属のホイップは練乳を加えているのでミルク感が強く、想像以上に軽く甘さも控えめでパンケーキとの相性もバッチリ。ボリュームがありましたが、途中でバターやメイプルで味変したり、糸島の季節のフルーツと一緒に味わったりできたので、飽きることなくペロリと平らげてしまいました。
そして宿泊前から楽しみにしていた「究極の鮭定食」は、小鉢が充実しているのがかなりポイントが高かったです。肉じゃがや蓮根のきんぴらといったごはんが進む内容になっていて、とくに気に入ったのが豚汁。出汁からこだわっているそうで、さらに白味噌と糸島豚も使っているので深い味わい。こちらもごはんにとても合いました。メインの厚切りの鮭も最高で、ふっくらジューシーな身はもちろん、普段は残す皮まで美味しかったことにも感動。究極と名付けられた理由も納得の定食でした。毎朝食べたい!
これ以外にも「特製おつまみ チーズケーキ」(¥750)、「糸島の塩を使った夜食おにぎりセット」(¥850)もあり、「究極の鮭定食」以外は、宿泊者以外もいただけるそう。糸島は福岡から日帰りでも行けるので、お近くの方なら【セブン バイ セブン 糸島】にフラッと立ち寄って、この美味しさをぜひ味わってほしい!
text:KYOKO CHIKAMA