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「許せる老化」と「許せない老化」の違いとは?【細胞レベルで老けない!最強の食事法7選】

最強の食事

同じ老化でも「許せる老化」と「許せない老化」があります。「許せない老化」に抗うためには、毎日の食事が本当に大切。とはいえ、なにから始めていいか分からないというのも事実。そこで今回は、そんな皆さんのために「細胞レベルで老けない最強の食事」について、杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生と、同研究所研究員の山田知世先生にレクチャーしていただきます。まずは、先生のお言葉から。

 

白髪やしわ、しみなどは「許せる老化」であり、誰もが避けては通ることのできない加齢現象です。これに対し、骨粗鬆症や認知症、がんなどは「許せない老化」であり、れっきとした病気です。つまり、加齢と老化は決してイコールではありません。そのため、加齢に抗うのではなく「許せない老化を防ぐこと(抗老化)」こそが、健康の維持・増進において重要なポイントになります。そこで必要になってくるのが「細胞レベルで老けない!」という視点。私たちが提唱している「細胞環境デザイン学」には、そのためのエッセンスやノウハウがぎっしり詰まっています。細胞のことを知れば知るほど、「細胞って本当にすごい!」と驚嘆しますし、その緻密で合理的なメカニズムに感動すら覚えます。そんな細胞環境デザイン学の世界を皆さんにご紹介しながら、細胞環境を整えるためのメソッドについて、おもに「栄養」という切り口から、私たち親子が「最強の食事」を伝授します。全身の細胞に敬意を払い、細胞から元気になりましょう!(山田豊文先生、山田知世先生)

 

ここからは、そんな細胞レベルで老けないための方法論、「最強の食事」の7つの秘訣をご紹介します。

山田豊文 (やまだ とよふみ) 杏林予防医学研究所所長。一般社団法人日本幼児いきいき育成協会(JALNI)会長。あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を提唱し、本来あるべき予防医学と治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年6月に「杏林アカデミー」を開校。自ら講師を務める講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。2018年にはJALNIを始動、2022年に現法人名に変更。子どもの健全な育成を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。おもな著書・監修書に『細胞から元気になる食事』(新潮社)、『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』(河出書房新社)、『頭をよくする食事術』(宝島社)などがある。

杏林予防医学研究所ホームページ

山田知世(やまだ ともよ) 医師(M.D.)。杏林予防医学研究所研究員。一般社団法人日本幼児いきいき育成協会(JALNI)理事。りんどうオンラインクリニック外来担当医。慶應義塾大学理工学部卒業後、大手製薬会社へ就職。西洋医学の現状を目の当たりにし、父である山田豊文の提唱する予防医学の重要性を認識、医学部へ再入学。京都大学医学部附属病院初期研修医修了後、同糖尿病・内分泌・栄養内科専攻医を経て、講演活動やメディアなどを通じて父をサポートし、現在に至る。3児の母。近著に『医師が教える“最強の予防医学”』(共栄書房)、『頭をよくする食事術』(宝島社)などがある。

秘訣❶
精製や加工の度合いが低い食べ物を選ぶ

最強の食事

玄米や野菜、果物、種実類などをできるだけ丸ごと食べましょう。未精製・未加工のものが最善です。加工されていたとしても、たとえば豆腐や味噌といった大豆製品のように伝統的な食品を選び、過度に加工されたものは避けてください。小麦粉や白砂糖、人工果糖、人工甘味料にも注意。

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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