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渋佐 和佳奈

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20%も払うの!? 2025年のアメリカのチップ問題「チップフレーション」って?

アメリカといえばハンバーガー!全米1位にも輝いた人気のハンバーガーレストラン『Au Cheval』へ。ハンバーガー16.99ドルにベーコン6.99ドルをトッピング、そしてチップ(20%)4.8ドルで、合計29ドル弱。仮に1ドル150円で計算すると4,350円でした。全米1位の人気とはいえ4,000円のハンバーガー、高過ぎる..….!

アメリカといえばハンバーガー!全米1位にも輝いた人気のハンバーガーレストラン『Au Cheval』へ。ハンバーガー16.99ドルにベーコン6.99ドルをトッピング、そしてチップ(20%)4.8ドルで、合計29ドル弱。仮に1ドル150円で計算すると4,350円+税でした。全米1位の人気とはいえ4,000円超えのハンバーガー、高過ぎる..….!

日本に帰国後に感じた「●●がない」って、最高!!

ラーメン一杯・ハンバーガーひとつに4,000円の超物価高&円安のアメリカから帰国して本当に痛感するのが、「日本は安くても、おいしくて質のいいものが手に入る」ということ。そして「チップを支払う必要がない!!」というのもかなり大きな喜びでした。無意識のうちに、地味にチップにも苦しんでいたのだなと実感します。日本はチップ文化がないのでついつい商品の本体価格だけに目が行きますが、チップで4.5ドル(700円近く)の上乗せって、冷静に考えても高い!

 

そしてみなさん、先ほどラーメンやハンバーガーの写真に、チップ(20%)とさらっと書きましたが、その率に驚きませんか!?

 

以前は10〜15%が相場だったチップも、今では15〜25%程に高騰、さらに、これまではチップが不要とされていた場所でも、要求するお店が増えてきているのです。私のシカゴ在住はコロナ禍以降。最初に驚いたのが「あれ、昔って、チップって15%くらいじゃなかったっけ?」でした。そんなチップについて、最近アメリカで「チップフレーション(Tip-Flation)」や「チップ疲れ(Tip Fatigue)という言葉が広がっているのをご存知でしょうか。

 

チップフレーションとは、チップ(Tip)とインフレーション(Inflation)をかけ合わせてチップの相場がインフレのように上昇したことを指す造語で、インフレが常態化した2023年はじめから使われるようになりました。

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渋佐 和佳奈

渋佐 和佳奈

渋佐 和佳奈(しぶさ わかな)/宮城県のテレビ局で3年半、WOWOWで5年間アナウンサーとして勤務し、2022年4月からアメリカ・シカゴで2年間生活。長年スポーツに携わり、シカゴでもメジャーリーグ・シカゴカブスのリポートを経験するなど、現在も日本でフリーアナウンサーとして活動中。SNSでは趣味のスポーツ観戦や暮らしぶりを投稿している。

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