クラシカルな魅力が残る、至福のステイ! グランドオープンした「リーガロイヤルホテル大阪」試泊レポート

万博開催中ということもあり、より注目度が増している大阪。その大阪で90年の歴史あるホテル「リーガロイヤルホテル大阪」が約1年をかけて館内を全面リニューアル。実際に泊まり、その魅力をレポートします!
CONTENTS
大阪旅の満足度が劇的に増す!「水の都」に佇む歴史を感じさせるホテル
1935年に大阪政財界の「賓客のための近代ホテルを大阪に」と、前身である「新大阪ホテル」が誕生。それ以来約90年にわたり、大阪の迎賓館として国賓や皇室をはじめとする多くのゲストに愛され、歴史を刻んできたリーガロイヤルホテル大阪。今回のグランドオープンに際し、IHGホテルズ&リゾーツのラグジュアリー&ライフスタイル・ポートフォリオのコレクションブランドである「ヴィニェット コレクション」に加わったことでも話題に。
じつは1970年の万博に続き、いま開催中の「大阪・関西万博」でも、会場内の迎賓館の運営を行っているのもこちらのホテル。まさにおもてなしの達人といっても過言ではないホテルへ、ワクワクしながらうかがってきました♪
足を踏み入れた瞬間から、華やかさに胸が高まる!
広々として華やかかつエレガントな雰囲気のレセプションロビー。床一面に敷かれた日本最大級の大緞通「万葉の錦」はこれまでの歴史に敬意を表して、そのまま継承。鳥模様金蒔絵が施された柱も2面は金蒔絵を生かしながら、もう2面にはグレーンペンミラーを配して躍動感と奥行きを感じられる作りに。
リーガロイヤルホテル大阪は、日本を代表する建築家・吉田五十八氏により設計された“日本の伝統美”を取り入れた和洋折衷の文化融合により設計されたもの。今回のリニューアルではそのレガシーを尊重し、魅力を際立たせながらも、「中之島」という土地に欠かせない「水」を意識し、『伝統美と水の融合』を図ったそう。
約1年にわたる全面改装は客室のみならず、宴会場やレストラン、ロビーなど公共エリアも。伝統や歴史を尊重しクラシカルな雰囲気を残しながらも、新しい感覚を融合させてリニューアル。どの部分を残して改装していくのか、議論にはかなりの時間を要したのだとか。ホテル内の客室は1001室、宴会場は大小含み56個、さらにレストランが18軒(テナント含む)も。大阪最大級のホテルは万博の英国パビリオンのパートナーであることもあり、万博開催の10月までは客室稼働率がかなり高い模様ですが、大阪滞在の際にはぜひチェックしてほしいホテルです。
ホテルがあるのは、行政・経済・文化施設などが集まる水と緑豊かなエリア・中之島。大阪駅(梅田)までは無料送迎シャトルバスでわずか15分ほどの好立地。都会でありながらも川沿いなので心地よく風が吹き抜け、抜け感たっぷりの立地も魅力的なポイント!
立体感あふれる西陣織の屏風も圧巻!
レセプション正面の壁には、西陣織の老舗「HOSOO」のオリジナル作品を採用。ふくらし織という伝統技法を大胆に応用し、生地の表面が大きく浮き上がるような立体効果を生み出し、雄大な水の躍動感を表現。見る角度や光の反射により表情が異なるので、いろいろな角度から何度も見たくなる美しさ!
優雅なひとときを過ごしたいメインラウンジ
エントランスロビーの奥に臨むメインラウンジ。四季折々の表情を見せる日本庭園を望み、天井の「紫雲」をイメージしたシャンデリア、堂々とそびえる黄金の柱、レトロなフォルム&色合いが美しい椅子まで……全てが美術品のような煌びやかさ。窓の外の落差10mの滝を眺め、川のように流れる水のせせらぎを心地よく感じながら、非日常の時間へ……。
シックなインテリアで心穏やかに過ごせる客室
客室は床一面に川の水面とそこに映る光のきらめきをイメージ。ベッド側の壁には、書家・川尾朋子さんによる水の魅力を表現した書をあしらったヘッドボードが。ホテルのコーポレートカラーであるロイヤルグリーンを基調とし、クラシカルさは残しつつもシンプルモダンな心落ち着く空間に。
バスルームにはゆったりとしたバスタブが配され、洗面台も広々。ラグジュアリーさがありながらも、細部まで使い勝手のよさにこだわった室内設備も嬉しいポイントです。個人的には客室内のテーブルの上にフレッシュな生花が飾られていたことに感動! 徹底したおもてなし魂を感じました。
充実度が素晴らしいクラブラウンジ
イーストウイングの23~27Fまでのフロアに位置する全62室のクラブフロア「ロイヤルクラブ」に宿泊のゲスト専用のラウンジ「ロイヤルラウンジ」も昨冬にリニューアル。
大きな窓から大阪の街が一望できるような開放感にあふれるラウンジでは、朝食、アフタヌーン、イブニング、さらにカクテルタイム……時間帯に応じたドリンクや軽食を提供。今回は夕飯前のイブニングの時間帯に、軽食やスイーツ、スパークリングワインまでたっぷり堪能させてもらいました。日常の喧騒から逃れ、優雅なひととき~♪
ニーズに合わせて使い勝手抜群のオールデイダイニング
朝食、ランチからディナーまで時間帯を問わず、カジュアルな集いからカフェ、家族やビジネスの集いまで、あらゆるニーズに合わせて利用できる「All Day Dining REMONE」。窓に近く開放感あふれるダイニング席に、ゆったりくつろげるソファ席、光が降り注ぐテラス、個室まで、様々なシーンに対応できる席が充実。
今回は朝食で利用させてもらいましたが……和洋中のベーシックなメニューに加え、韓国風巻き寿司の「キンパ」やスイス発祥のシリアル「ビルヒャーミューズリー」、地元大阪発祥の肉うどんやきつねうどんまで、目移り必至の豊富なバリエーション! あれもこれも、と朝からついつい欲張りにとりすぎてしまうこと必至です。ディナータイムのメニューには大阪名物の「串カツ」もラインナップ。ホテルクオリティのご当地グルメまで堪能できちゃうって最高ですよね。
そしてリニューアルに際し、全時間帯でヴィーガンメニューの提供もスタート。個々のゲストの細かいニーズにも対応できるような心遣いはさすが!
60年の歴史を誇る趣深い隠れ家バーも必見!
リニューアルしたホテル内でありながら、とことん渋い異色の雰囲気を醸し出していたのが「リーチバー」。老舗の60年前から趣を変えずそのままの姿で営業を続ける、コテージ風の隠れ家バー。BGMもない静寂の空間で、心地よい安らぎに包まれながら、こだわりのお酒を楽しめるのが魅力です。アンティークな雰囲気が好きならたまらない空間のはず。
女子会にも、おひとりさまにも! 中之島らしさを感じられる創作フレンチレストラン
大きな窓から望む中之島らしい水辺の景色とともに、五感を刺激する創作フレンチを楽しめるのがレストラン「THE RAY」。フランス三つ星レストランで研鑽を積んだシェフが自由な発想で織りなす、彩り・香り・食感を堪能できるフレンチメニューが好評だそう。刻々と変わり、きらめきを増す景色を見ながらのディナータイムは、とっておきの旅の思い出になるはず。
今回はタイミング合わずお食事はかないませんでしたが、とにかくお料理が華やかで美しく美味しそうで……リーガロイヤルホテル大阪宿泊時にはもちろん、レストラン利用だけでも立ち寄ってみたいお店。女子会や大切な人とのお祝いディナーにはもちろん、おひとりさまも大歓迎とのこと。
こちらは卵やバター、肉などを一切使用していないヴィーガン対応のコース。ヴィーガンながらもコク深く、彩り豊かで満足感の高いメニューは、ヴィーガンでなくても一度経験する価値あり! 眼福なだけでなく、胃腸も喜ぶこと間違いなし!
「プレミアム女子会プラン」にも注目!
さらに29Fには、クラシカルなフレンチ「レストラン シャンボール」も。フランスの古城をモチーフにしたテンション上がるインテリアに、芸術的な料理とスペシャルなおもてなし。
こちらでは1日1組限定の「プレミアム女子会プラン」も話題! プライベートな空間でソムリエセレクトのペアリングやワゴンで登場する多彩な小菓子がつくプラン(9月30日まで。前日17:00までに要予約)。ホテルのグランメゾンで、心躍る贅沢なひとときを。
プレミアム女子会プラン
https://www.rihga.co.jp/osaka/restaurant/fair_list/chambord-joshikai
ホテル内施設もとことん充実!
ホテル内には本格的なジム(宿泊者は無料)やプール(ロイヤルクラブフロア宿泊者は無料。その他宿泊者は利用料¥3,300)なども。まるで海外のホテルに滞在しているかのよう! ホテル内だけで食体験もアクティビティも充実度が高く、非日常感あふれるステイがかなうのがステキ!
大阪での滞在先、正直選択肢はたくさんありますが、せっかくなら思い出に深く刻まれる心の底までたっぷり満たされるホテル選びを! 大阪のホテルには多々泊まったことがありますが、満足度は自分史上No.1でした!
リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション
人気記事を見る
この記事の画像一覧
text:NORIKO MONJI
WRITER
学生時代に女性ファッション誌のアシスタントとして雑誌作りのキャリアをスタート。フリーランスエディター&ライターとして、美容、旅、食、レシピ監修まで手掛ける。強靭な胃腸&体力をもち、国内外を貪欲に旅する弾丸トラベライターとしても活動中。とくに台湾を愛し、訪台歴は60回以上。台湾の充実の食ガイド『台北エリア別満喫旅 食べまくり!』をはじめ、著書4冊。