みちょぱ、生理の悩みに本音「ポジティブに開き直ると楽になる!」#OneMoreChoice プロジェクト発表会

ツムラが取り組む#OneMoreChoice プロジェクト発表会に、みちょぱ(池田美優)さんが登壇! 「生理のつらさを、我慢しなくていい社会へ。」を掲げるプロジェクトということで、みちょぱさんが生理についてオープンに話してくれました。みちょぱさんが明かした心地よく生きるヒントをお届けします。7月27日(日)まで丸ビルにて、生理痛のVR体験もできる「違いを知ることからはじめよう展」も開催中。あわせてチェックしてみて!
多くの人が我慢している生理・PMSに伴う不調、まずは知ってもらおう!
――#OneMoreChoice プロジェクトは、ツムラが2021年から取り組んでいる、女性が抱える健康課題、生理・PMSに伴う症状や辛さに対して、我慢に代わる選択肢「OneMoreChoice」を考えようというプロジェクトです。この取り組みについてどう思いますか?
みちょぱさん(以下、みちょぱ)「みんな隠れて我慢していることって、たくさんあると思います。プロジェクトが大きくなることで、言い出しやすくなったり、言える機会ができたりすると思うので、すごく良いプロジェクトだなと思いました」
――いま、多くの人が隠れ我慢をしてしまっていますが、なぜだと思いますか?
みちょぱ「迷惑かけてしまう、言いづらい、恥ずかしい、きっと色々あると思うんですけど……。生理に限らず、不調って、なんか言っちゃいけないものみたいな。昔の人は我慢してこそなんぼだみたいな。気合いで乗り切っていた人たちが多いって、よく聞くので、言いづらいのかなとは思うんですけど。でも、そういう時代ももう終わってますからね!」
――実際に、私も我慢しちゃってたというエピソードはありますか?
みちょぱ「この仕事上休めないので(笑)。裏では隠れ我慢しないようにするために、マネージャー、スタッフにはアピールします。性別関係なく。生理のポーチを持ってトイレに行くっていう。私はいま生理だ! 辛いんだ! っていうのをアピールするぐらいじゃないと。直接的な言葉は、あんまり言わないですが、それに気づいてくれる人がいればいいな、みたいな感じで」
――隠れ我慢も、様々な症状があります。イライラ感、眠気、腰痛、疲れやだるさという声もあります。これについてどうですか?
みちょぱ「人によって症状が違うのは本当にそうです。私の友達界隈では、この子は生理が重ためな子とか、オープンにしています。予定があっても、その子が生理きたってなったら、じゃあ今日は無理しないでっていう関係になれています。この子は生理がきたら外に出られない子っていうことを理解しています」
――人によって症状がバラバラですよね。
みちょぱ「私自身も結構バラバラです。眠気は毎月来ます。その眠気も生理特有の眠気というか、寝不足なわけじゃない、だるい、重い感じの眠気で。これもオープンにするんですけど、腹痛は、私の中の周期では、2ヶ月に1回のペースであります。頭痛も、今月すごいわという月と、全然余裕みたいな月と、全然違いますね」
――男性、女性それぞれに生理・PMSの症状として知っているものについて聞きました。女性は7.3種類だった一方で、男性は3.5種類。倍以上の差があります。
みちょぱ「実際に体験しているのと違うのはね、仕方ない。でも、こういうのがあるんだよっていうのをもっと知ってもらえたら、言いやすくもなるし、理解もしてくれるのかなって思います」
――人によって症状やその度合いなど、辛さが違うことを知ってもらいたいかどうかについて、91.9%がほぼ思うややそう思うと答えました。大半の方が、違うんだと知ってもらいたいとのことです。
みちょぱ「例えば会社の中でオープンにしてたとしても、え、○○さんは生理だけど大丈夫だよとか、比べる対象にもきっとなっちゃうから。本当に違うっていうことを、友達との関係で自分自身も体感したので。生理ぐらいでとか、言わないでほしいなって思います」
――知ってもらったことでよかったな、助けになったなっていう経験ありますか。
みちょぱ「夫婦で生活しているので、生理の話を普通にします。私は生理になると、眠気だったり、疲れを感じやすかったり、たまにイライラもするので、それを感じ取ってくれて、そっとしといてくれます。生理だからかって、仕方ないねとかね。大事な話は今度しようとか、眠そうにしていたら、そのままソファで寝かしてくれたりとか……」
――みちょぱさんが話をしたことで構築された関係性ですよね。
みちょぱ「伝えないと理解はされないものかなって、思っています。恥ずかしがらず、ためらわず、はっきり言う。姿だけで感じ取るのは、難しいと思うから。私は言葉にして、伝えるようにしました。イライラしたり、機嫌が悪い時もあったと思うんですけど、ごめん、イライラしてるのは、生理中だから! 1回ほっといて! みたいな。はっきりとそのまま言って、普段は違うよって伝えます」
――力になりたい、サポートしたいと思っているけれど、対応の仕方がわからない人は、男性が82.2%、女性が70.5%に上りました。生理・PMSの話題の振り方を聞くと、男性が54%、女性56.4%が生理・PMSについて話題の振り方がわからないとのことです。この結果いかがですか?
みちょぱ「力になりたいって思っている人が多くいるのはすごく良いことだなと思います。でも、話題の振り方ね、わからないですよね。なんか突っ込んでいいものなのかっていうね。会社の上司部下だったら、男女だとしたら、セクハラに繋がるんじゃないかとか思っちゃう人もいるかなとは思うけど。もっとね、気軽に話ができたらいいですよね。セクハラではないんだよなって」
――みちょぱさんの心地よく生きるための我慢以外の選択肢「OneMoreChoice」を教えてください。
みちょぱ「『ポジティブに開き直る!』です」
「ポジティブに開き直る!」とパネルを見せるみちょぱさん。
――どういう意味が込められていますか?
みちょぱ「生理って周期によってバラバラ、人によってバラバラです。けれど、必ずくることなんで、それに向けて、じゃあどうするかを考えます。私は、眠気、イライラ、頭痛、肌荒れがあるんですけど、ポジティブに開き直ることによって、家にいれる時間は眠いからなんもしない! 生理を前向きに受け入れるのも、良い意味で大事かなと思っています。自分はこういう症状が出やすいから、その時はこうしようとか。こうすることで、だいぶ楽になるんですよ。生理・PMS以外でも開き直ることを結構大事にしています」
text:RIRI HIDAKA[otona ROSY]
EDITOR
otona ROSYは、美容をもっとアカデミックに知りたいアラフォーのための美容専門誌。年齢に抗うのではなく、スマートに楽しく、今ある自分のキレイを最大限に引き出す美容法を様々な角度からご紹介します。