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門司紀子

山奥の秘境で、新鮮な空気に触れ風を感じながらリフレッシュ!【界 奥飛騨】でゆるり温泉美食旅

チェックアウト後は、絶景特等席「おくひだマウンテンバス」に乗車!

今年6月28日~7月18日の三週間限定で運行されていた「おくひだマウンテンバス」。屋根のないオープンタイプなので、奥飛騨温泉郷の風と空気を直に感じながら、心地いい自然観光がかなうユニークなバスなんです。ルート上にはいくつもの山々が折り重なる北アルプスがそびえ、新緑の青々とした木々すれすれ、トンネルもあったり、カーブや橋も各所に……。ちょっとしたスリルと開放感を感じながら、絶景を駆け抜けるバス、新感覚の楽しさでした! 

道中では奥飛騨のストーリーやエリアの楽しみ方をガイドさんがリアルタイム実況で案内してくれ、絶景バックで記念撮影をするためにしばし停車してくれたり……。この「おくひだマウンテンバス」は今年初めての試みだったようですが、来年もきっと運行すると思うので、初夏の心地いい奥飛騨温泉&絶景旅も激推しです!

往路のバスの到着&復路のバスの出発地である「新穂高ロープウェイ」の「しらかば平」駅。バスの乗車客には駅にある「アルプスのパン屋さん」の好きなパン&ドリンクをもらえる特典も! 

パンとドリンクを片手にロープウェイに乗り、山頂へ! 残念ながら訪れた日は濃霧で山頂からの景色は真っ白でなにも見えなかったのですが、標高2,156mからの抜け感たっぷりの現像的な山景色は、見るだけで癒し度満点のはず! またリベンジしに行ってみたい!

観光バス下車後は、平湯温泉名物「はんたい玉子」を旅の〆に!

「おくひだマウンテンバス」の上降場所・平湯バスターミナルのそばにある「つるや商店」さんでは、平湯温泉名物だという「はんたい玉子」がいただけるとのことで、最後に立ち寄り! 

「はんたい玉子」とは……「白身が柔らかく、黄身が固い」という通常の半熟たまごとは正反対の性質を持つ温泉卵のこと。白身が固まりはじめる温度は約60℃で、完全に固まるのは約80℃。黄身が固まるのは65~70℃とのことで、この卵は黄身は少し固まるけど白身は柔らかく半生の状態になる絶妙な温度で卵が作られているとのこと。ほんのり硫黄の香り、優しい塩味の卵、おいしゅうございました!

 

さくっと気軽に行ける旅先ではないからこその、非日常気分が味わえる! 大人世代になったからこそ、わざわざ足を運びたい絶景温泉美食旅に奥飛騨、要チェックです。

界 奥飛騨公式サイト

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  • 界 奥飛騨
  • 「界 奥飛騨」はこの地で開業1年を迎えたばかりの隠れ家的温泉宿
  • 49の客室全室が飛騨の魅力に浸れる「ご当地部屋」!
  • ベッドを包み込むようなヘッドボードは、曲木をモチーフに
  • 家具メーカー・飛驒産業による飛騨市産の広葉樹を用いた曲木チェア
  • 露天風呂の外側の扉はシーンや気分に合わせて自由に開閉可能
  • 客室の洗面台にはおりじなるのアメニティも充実
  • 心地いい風が抜け、季節の移ろいを感じる中庭には源泉かけ流しの足湯も!
  • 「界 奥飛騨」では、曲木のバッグハンドルづくりを体験できます
  • 伝統の技をヒントに職人になったかのような気分に浸れる体験はとっても有意義!
  • 曲木のバッグハンドルにオリジナルの風呂敷を結べば、ミニバッグのできあがり!
  • 「ご当地楽」が行われるのは、中庭に面した離れ棟
  • 大浴場は雪の回廊がモチーフに!
  • 湯守りによる「温泉いろは」
  • 温泉いろはに参加するともらえる「お湯印帳」
  • 夕食は、地元の食文化を生かした会席料理
  • 季節の旬菜をはじめ飛騨牛など地方の食材もふんだんに使いながら、目でも舌でもたっぷり楽しめる多彩なメニュー構成
  • デザートは七輪の網の上に焼きマシュマロがのっていて、みたらし餡をかけていただくスタイル
  • 飛騨の地酒の飲み比べセット
  • 15分ほどの体操プログラム
  • にんじん、かぼちゃ、椎茸、2種の大根など干し野菜をふんだんに使った滋味深い鍋に加え、きびのほう葉蒸し、鮎の甘露煮、めしどろぼう漬けなど、カラダが喜ぶバランスのいいお膳
  • 絶景特等席「おくひだマウンテンバス」
  • 今年6月28日~7月18日の三週間限定で運行されていた「おくひだマウンテンバス」
  • 往路のバスの到着&復路のバスの出発地である「新穂高ロープウェイ」の「しらかば平」駅
  • パンとドリンクを片手にロープウェイに乗り、山頂へ!
  • 「おくひだマウンテンバス」の上降場所・平湯バスターミナルのそばにある「つるや商店」さんでは、平湯温泉名物だという「はんたい玉子」がいただける
  • 「はんたい玉子」とは……「白身が柔らかく、黄身が固い」という通常の半熟たまごとは正反対の性質を持つ温泉卵のこと

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photo&text:NORIKO MONJI

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門司紀子

門司紀子

学生時代に女性ファッション誌のアシスタントとして雑誌作りのキャリアをスタート。フリーランスエディター&ライターとして、美容、旅、食、レシピ監修まで手掛ける。強靭な胃腸&体力をもち、国内外を貪欲に旅する弾丸トラベライターとしても活動中。とくに台湾を愛し、訪台歴は60回以上。台湾の充実の食ガイド『台北エリア別満喫旅 食べまくり!』をはじめ、著書4冊。

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