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菊池琢也

おいしくてサステナブルな“和のSurf&Turf”!プルマン東京田町の開業7周年ランチ

おいしくてサステナブルな“和のSurf&Turf”!プルマン東京田町の開業7周年ランチ

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世界有数のホテルグループであるフランスのアコーホテルズのプレミアムライフスタイルホテルであるプルマン東京田町に7周年を記念したスペシャルなランチが登場。日本の伝統とサステナビリティを融合した特別なコースを堪能して!

フランス・パリを本拠地とするホスピタリティグループ「アコー」のプレミアムブランドとして、2018年10月に開業したプルマン東京田町。コンセプトに「歌舞く」を掲げ、和とモダンを融合させた遊び心あるデザイン、インスピレーションを刺激するアートに出合えます。

ラグジュアリーなだけでなく、サステナビリティに真摯に向き合うことでも知られるプルマン東京田町は、2024年にグリーン・グローブ認証を取得。これは環境保全だけでなく社会的、文化的な側面でも総合的なサステナビリティに関する厳しい基準をクリアした企業にのみ与えられるもの。

 

レストランKASAでは自然災害などの影響で廃棄される食材や過剰在庫の食材を仕入れてフードロスの削減に取り組み、農家の支援にも力を入れています。傷がついただけで廃棄されてしまう食材を、シェフの技術によって見た目も美しくおいしいひと皿に甦らせるサステナブルディッシュが国内外から高い評価を得ています。

スーシェフの加藤宏樹さんは2020年にプルマン東京田町に入社し2021年からスーシェフに就任。今年日本最大級の若手料理人コンペティション「RED U-35 2025」に挑戦し、ブロンズエッグに選出されました。

千葉の飾り巻き寿司をモダンにアレンジした「かんぴょう」のテリーヌ

加藤シェフが挑んだ「RED U-35 2025」のテーマは「日本から世界へ」。発酵食品や漬物、乾物など日本ならではの25種類の食材「EATRH FOODS」からテーマを決定し、新たなひと皿を創作。

 

加藤シェフがブロンズエッグを受賞したのがこちらの「かんぴょうのテリーヌ」。8種類の食材をモザイク仕立てで並べ、柚子ドレッシングと豆乳と米油のマヨネーズを添えて多彩な食感の素材に爽やかな風味を加えています。グルテンフリーでヴィーガンでありながら、前菜とは思えないほど満足感のあるひと皿!

加藤シェフの出身地である千葉県の郷土料理「飾り巻き寿司」からインスピレーションを得て誕生したこちらのテリーヌは、かんぴょうをメインに人参と大根の紅白なます、湯葉、万能ネギ、おかひじきなどをスマックスパイスの酢飯を精進出汁で煮たかんぴょうで巻き、それらをさらにライスペーパーで巻いた手の込んだ一品。まわりを囲むかんぴょうの円形は大阪万博の大屋根リングをイメージしたものだそう。

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text : TAKUYA KIKUCHI

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菊池琢也

菊池琢也

エディター・ライター。出版社でメンズファッション誌のファッション、ビューティ担当を経て独立。ゆるめの韓国カルチャー好き。

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