吉川ひなの「変化のときを迎えてるの。いろいろと」チャクラケア専門家・kaiさんとディープ対談!
タフな場所が最もダメージを受ける
K 人も季節と同じで、春になっていく前には冬があるし、「なんか私、いい感じかも」と思った途端、メンタルが氷点下になったり。そんなことを繰り返しているときほど、抜けてきている予兆。だんだんと春になるんだなって。ひなのちゃんは今、冬と春の境目にいて、行ったり来たりしている気がする。
H 本当にそれ。kaiちゃんが言った、抜けてきている感覚も分かるの。雪解けして、春がもうそこまで来ているなって。
K ひなのちゃんは、自然との同調も高いから、季節に影響されやすいのかもしれないね。何かダメージを受けるとき、人ってタフな部分がそのダメージを全て引き受けようとするものなんです。ひなのちゃんの場合は心がタフ。だからこそ、すごく落ち込んだり、揺れ動いたりする。
H わたし、メンタル激弱だと思ってた。
K 心が強いから自分が耐えればいい、それで丸く収まると考えちゃう。世の中の人はもっと安易に人や社会のせいにして生きていますよ。ひなのちゃんは、まず「私、なんか悪いことした?」と最初に自分に問いかけるでしょ?
H そう、いい悪いを抜きにして、本当にそうかも。身の周りで起きていることを、まず自分事として考えないと、世の中が変わっていかない気がしちゃって。
K そう物事を捉えられるのはすごいことだし、強くもある。でも同時に大変でしんどい。チャクラって第1から7まであるんですが、ひなのちゃんは、そのなかでも下腹部にある第2チャクラが傷ついていた人。幼少期、特に母親との関係が大きく影響するチャクラで、自分が愛されなかった、自分という存在を否定されたことで、「私はダメなんだ」「もっと頑張らないといけない」と。昔のひなのちゃんは自分を責める傾向が強かったのかなって感じるんですよね。
H それは、今でもそうかも。もっと第2チャクラをケアしないと。
K 第2チャクラが傷つくと、女性では子宮のあたりに該当するので下腹部が冷える。子宮の不調など婦人科系のトラブルがある人は、チャクラの観点でいうと第2チャクラに傷があると捉えます。第2チャクラは海辺で癒やされるんですが、海は羊水と成分が似ている。ひなのちゃんは、きっとハワイに第2チャクラを癒やしに行ったんじゃないかと思いますね。
H わたし、本当に子どものころから理由もなく海が好きで好きで、どんなときにも海にばっかり行ってた。東京に住んでたときは鎌倉にセカンドハウスを借りたりして、とにかく海のそばにいたくて。本能で海が必要だったんだね。
K やっぱり海に惹かれる人は、何か分からないところで傷を自覚しているのかもしれない。
photograph: ©YUYA SHIMAHARA ©KOTORI KAWASHIMA ©AFLO
interview:HAZUKI NAGAMINE
otona MUSE 2025年5月号より
EDITOR
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