吉川ひなの「変化のときを迎えてるの。いろいろと」チャクラケア専門家・kaiさんとディープ対談!
母からされたことは愛情に変換されがち
K 母親にされたこと、言われたこと、その同じことを自分が母親になると、ダメと分かっていても連鎖するケースが多くて。でも、ひなのちゃんは、私が知る限りはそれがない。とてもすごいことなんだけど、自分で決めたの?
H 絶対にしないって決めたの。ひとり目を妊娠中に、言われて嫌だったこと、傷ついたことは絶対に言わないし、わたしで断ち切ろうって。
K 私はパートナーとワンちゃんを子どものように大事に育てていて、ちょっとしたことで犬に対してすごく心配してしまう。というのも、私の母親がかなり心配性で、自分に対して過保護だったんですよね。私もそれが愛情だと思っていたから、どれだけ嫌だったことも全て愛情に変換されているんですよ。頭の中で、心配することが愛情だって。実はすごく傷つきながらも、それが愛情だと思ってるから、自分の大切なものに対して、大切であるほど連鎖してしまう。そうやって自分と同じ傷を作っていってしまう仕組みがあるんですよ。
H なるほどね。実は、心配ってすごく人を弱くしてしまうよね。だから子どもには絶対に言わないようにしているの。逆に信頼されると人って強くなれる。「あなたなら大丈夫!」と信頼を伝えた上で、「困ったことがあったり、寂しかったりしたら、いつでも相談してね」って。何でも協力したいからと。根本にあるのは同じ愛情だけど、かける言葉や伝え方次第でまったく違ったものになるんだよね。
K ひなのちゃんは自分の経験も含めて、直感的に子どもたちへの接し方を決めたんだと思うけど、心がマッチョだからできることだよ。さっきの第2チャクラを含めて、からだの下の方にある第1〜3チャクラが活性化すると、気持ちも落ち着くし、何があっても動じなくなる。今のひなのちゃんには備わっている気がします。
photograph: ©YUYA SHIMAHARA ©KOTORI KAWASHIMA ©AFLO
interview:HAZUKI NAGAMINE
otona MUSE 2025年5月号より
EDITOR
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