岩堀せり/唯一無二
「どこにいても何を着ても変わらないし、代わりはいない」
オトナミューズが理想とする女性像を体現し、着こなしやメイク、ライフスタイルの目標となってくれる華やかなモデルの面々。今月は容姿のみならずパーソナリティも魅力的な7人のミューズを改めてご紹介します。編集部や周辺スタッフからの声も反映したキャッチフレーズを捧げつつ、注目している美容法やプライベートの動向などもアップデート。今月は「オトナミューズの撮影現場はいつも楽しい」と口を揃えてくれる7人が読者の皆様にだけシェアしてくれたリアルトークと、その愛らしさを存分にお楽しみください。四人目は、岩堀せりさんです。
息子に内緒で一軒家に引っ越しました
どこにいても何を着ても
変わらないし、代わりはいない
現在、LAを拠点にしている岩堀さんは、いくつになってもかっこよさと愛らしさが共存しているところも素晴らしいけど、圧倒的存在感が最大の魅力。会いたくなるんです。最高のキャラクター(メイクルームでの雑談が面白過ぎて全員、撮影後腹筋が痛くなる)が恋しい編集部は「代わりがいない」「唯一無二」と、いつだって首を長くして帰国を待ちわびています。そんな岩堀さんのLAでの最近のトピックスは?
「引っ越ししたんです、前の家から車で5分のところに。全然引っ越すつもりなかったんだけど、いろんな家を見るのが楽しくて内見していたら、『あ、なんか引っ越す?』って。一軒家になったからお庭ができました。プールもあるけどまだ全然寒くて入れないの。インテリアは前の家から持ってきたけど、家具を運び込んだ瞬間からもう、居心地がよくて。家族は『ずっとここに住んでいたみたいだね』って。『どこでもいいんだねきっと、私たち』って話しています。お気に入りはお庭に作ったファイヤーピットで、炎を眺めながら毎晩飲んでる(笑)。
息子は学校の寮に入っているんだけれど、『一時帰宅したら家が変わっているドッキリ』をしようって、すごく急いだの。ビックリしてましたよ、連れて帰ってきたら『なんですか、ここ?』って(笑)。どこかお店に寄るのかと思ったら知らない家に入っていくから。でも息子もすぐに『いい家だね~』って寛いでました」
さすが、スケールがデカ過ぎる……でもやっぱり、最高! 「いやでも、今回はさすがに自分でもびっくりしましたよ、『ホントに引っ越すんだ』って」と笑うけれど、予測のできないその行動力もせりさんらしい。世界のどこにいても、せりさんはせりさん。誰とも似ていない、誰のマネも必要ない揺るぎないその存在感がやっぱり、ミューズには必要です!
photograph: EMI UCHIIKE / model:SERI IWAHORI
otonaMUSE 2022年8月号より