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オトナミューズ編集部

夏がもっと、好きになる。素敵な香りのキャンドルと過ごす1日【風間ゆみえ連載】

アスティエ·ド·ヴィラットのキャンドル〈マント・ラ・ジョリー〉は風間さん私物

The Quiet Grace of MANTES-LA-JOLIE

 

心に、静かな香りをひとつ

本を閉じるとき、窓を開けるとき、そんな何気ない動作に少しだけ冷たいグリーンの香りがふと姿を見せる。この香りに性格があるのなら、黙っていても通じ合える、友人のような存在。

アスティエ·ド·ヴィラットのキャンドル〈エディンバラ〉は風間さん私物

The Scent of Thought-EDINBURGH on My Desk

 

思考を巡らす香り……スモーキーなウッドにラベンダーやパチュリが重なり、まるで古い書斎にいるような静けさと知性を纏う香り。夏らしさはないけれど、私のデスクにはエディンバラのこの空気感がよく似合う。

左から:朝摘みのレモンのような軽やかさ。キャンドル〈ヴェルヴェーヌ〉、地中海沿岸の糸杉の凜とした清涼感。同〈シプレ〉、涼風のように駆け抜けるクールな清々しさ。同〈マント ヴェルト〉各¥10,450(全てディプティック/ディプティック ジャパン)

Summer Air by Diptyque

 

風は止まり、氷もゆっくり溶けていく午後。ぼんやりした頭に、ミントやユーカリの涼しさがそっと風を通してくれる。

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photograph : HISASHI OGAWA

otona MUSE 2025年7月号より

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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