夏がもっと、好きになる。素敵な香りのキャンドルと過ごす1日【風間ゆみえ連載】

ランタン・オドリフェラン¥103,950※初夏発売予定、ブジー・パルフュメ〈カンパーニュ·ディタリー〉¥22,440(共にオフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー/ビュリージャパン)
A Night Lit by Scent – CAMPAGNE D’ITALIE
香りだけがそっと灯る夜
夜の寝室の隅に小さな灯りを置く、といっても、火は使わない。香りはビュリーのカンパーニュ・ディタリーをランタンのように照らしておくだけ。グレープフルーツとベルガモットの香りがふっと立ち上がり、シダーとサンダルウッドが静かにその後を引き受ける。
パフューマー・エイチ〈クローブ〉各¥37,400(共にパフューマー・エイチ ジャパン)
A Hint of CLOVE Among Clothes
洋服にふわりと漂うクローブの気配
とろりとした深い色みの吹きガラスに入ったキャンドル。ローズやタイム、パチュリにフランキンセンス、スパイスとフローラルが重なったユニークなブレンドは、香りというより、ひとつのアートピースのよう。
キャンドルの空き瓶、その他は全て風間さん私物
左から:Cire Trudon、Officine Universelle Buly、Diptyque、Astier de Villatte
Life After Candles
香りを楽しむ時間が終わっても、もうひとつの楽しみがある。美しい器はメイクブラシやコットンを収める場所に変わり、ときには小さな花を飾るベースにもなる。
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photograph : HISASHI OGAWA
otona MUSE 2025年7月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。