「怒りも悲しみも、笑って流す力を」田畑智子が語る日韓共同ドラマ『私の夫と結婚して』と今の自分
「怒りの感情も、最後に爆発させてください(笑)」
本作は“感情”がひとつのテーマ。怒りや嫉妬、悲しみが人の行動を左右するシーンも少なくない。
「住吉は、表ではずっと抑えているけど、最後の方に“キレる”シーンがあるんです。そこまでは我慢して、我慢して、感情をためていって……だからこそ、あのシーンは“ぜひ観てほしい”ですね(笑)」
感情は見せ方次第で「嘘くさく」もなれば、「深く刺さる」ものにもなる。田畑さんのそれは、後者だ。まるで時間の蓄積そのものが爆発するような瞬間。それを見届けるだけでも、この作品を見る価値はある。
「負の感情に時間を使うのが、もったいなくなってきたんですよね。この年齢になって、ようやく“忘れる”という技が身についた。私はたまに一人で飲みに行って、スッキリして帰る。家に持ち込まないように、その手前で吐き出すようにしています(笑)」
【衣装クレジット】
ドレス:furuta
問い合わせ先:https://maisonfuruta.com/
photograph_TAKAHIRO SAKAI styling:REIKA IIJIMA hair & make-up:EMI SUYAMA
EDITOR
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