日焼けでミニスカが似合う脚に、老眼鏡は可愛いものを♡ 岩堀せりに学ぶ「更年期」の過ごし方と対策
エイジングの悩みをもっと話そう、そして、教えて!
体調は毎日変化するものですが、私はなんとなく、更年期の一番ツラい時期は抜けたのかも、と感じているんです。これから更年期を迎える人や今、まっただ中にいる方にオススメするなら、やっぱりサプリかな。サプリはこれ以上体調が悪くなりたくないという意味では必需品。あれこれ手を出して効果のないものを摂ることがないよう、私は松倉クリニック代官山で定期的に血液検査をして、足りないものを補うことにしています。むやみやたらにいろいろ飲むよりも、自分に足りないものをしっかり調べる。摂りすぎもよくないのではないか、と思うんです。今の私の選択が正解かはわからないですが、信じて飲み続けた結果、私は効果を感じています。
更年期症状って人それぞれですし、初めて経験することだらけ。私の場合、イライラすることはなかったですけど、不安でたまらないことがありました。たとえば「胸が痛いけど原因がわからない」とか。でもね、毎日痛いとぼやいている母親ってどうなんだろうと思うと、黙るしかなった。そんなときに、症状を和らげるサプリはだいぶん安心材料になりました。あと、私がいいなと思ったのが日本の薬局で売られている漢方。病院にいくほどではない体の不調に対して、とても細かく症状が書かれた漢方が売られていて、「そうです、そういう症状があります!」って、手軽に買えるのがいい。不安な症状を言語化されることで、だいぶ気持ちが救われたんですよね。

(編集部注:毎月せりさんの本連載を楽しみにされているファンの皆様、お待たせしました。今月のヒョウ柄は、日焼け中の水着に隠れていました!)
あとは、信頼のおける年上の先輩に話を聞くこと。「こんな症状がある」と話すと「私はこうだったよ」と教えてくれる人もいました。「そんなに大変だったの!? 気づかなかった、そのとき言ってくれればよかったのに!」と驚くこともあります。そして、「実は私も」「私はこうだった」という話を聞いてほっとすることもありました。もしも、その話をもっと早く聞いていれば、私も同じ症状になったときにびっくりしなかったかも? なんて思います。
エイジングの話はどうしてもネガティブなイメージがあり、あまり積極的に話す人はいないかもしれないけど、私は自分の経験や症状を後輩たちに共有したいと思っています。だから、私はみんなにももっと教えてほしいし、私もどんな症状が出てくるかみんなに話したい。ただし、更年期症状についてあまり話したくない方もいると思うので、そこは臨機応変に。エイジングって、症状そのものにアプローチするのもいいけど、あまりセンシティブになりすぎず、楽しく変化と向き合っていければいいのかな、と今は思っています。
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interview & text:NIRAI IKESHIRO
photograph:SERI & FAMILY,FRIENDS
EDITOR
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