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近間恭子

いつしか罵倒も快感に。ドラマ『こんばんは、朝山家です。』で"キレる妻"に初挑戦した中村アンが語る「家族」とは

――朝子を演じて、家族へ対する想いなどに変化はありましたか?

 

アン 一番感じたのは、やっぱり子どもが好きだなってことですね。私はこの仕事をすると決めてから、常に自分を優先に突っ走ってきました。恋愛がダメになっても仕事は自分軸で築き上げていくものなので、なんとかしがみついてやってきました。でも、こういった家族の物語に出会うと自分以外の人と関わったり、守る場所があると人生がもっと豊かになるなって。子どものパワーのすごさも実感しましたし、同時にお母さんって素敵だなと思いました。

 

あと、家族にはいろいろなカタチがあることを改めて知りました。家族は自分の支えになっていますし、疲れたときとかに思い浮かべたり、純粋に会いたいと思える大切な存在。朝山家のようにいつもケンカしていても、常に一番の味方なんですよね。

 

――最後に後半戦の見どころを教えてください。

 

アン 後半戦は子どもの問題がより深くなっていきます。うまく友だちとなじめないとか、修学旅行に行かないとか、そういったテーマとどう向き合っていくか。子育てに対して夫婦で意見も違うので、そこでまたひと悶着あります。でも朝子さんは、ふとこれでいいのか、と考えることもあったりして。家族には見せていないけど、朝子さんも思っていることがあるんだなってことが後半見えてきます。あとは、相変わらず言い合いしてますけど、深い家族愛が伝わったら嬉しいです(笑)。

「こんばんは、朝山家です。」
毎週日曜よる10時15分放送
(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット)

『こんばんは、朝山家です。』公式HPTVer番組ページ公式インスタグラム

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  • いつしか罵倒も快感に。ドラマ『こんばんは、朝山家です。』で
  • 「こんばんは、朝山家です。」 毎週日曜よる10時15分放送 (ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット)
  • 朝山家はシーンをつなげて撮影しています。たとえば、トイレに入って出てから会話して玄関に行って外出する。そんな日常の流れを、演者の目線でカメラマンさんが追いかけてワンカットで撮影しているんです。だから舞台のようなライブ感があるので、観ていてあっという間に感じるかも。この撮影方法 は、現場も一体感が生まれてすごく楽しいんです。
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Photograph:KAZUYUKI EBISAWA[MAKIURA OFFICE] Hair & Make-up:AIKO TOKASHIKI text:KYOKO CHIKAMA

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近間恭子

近間恭子

WRITER&EDITOR。メンズ・レディースのファッションを中心に雑誌やWeb媒体、ブランドのコンテンツ制作などに携わる。旅とお酒(無類のビール好き♡)が趣味で、最近は日本人にあまり知られていないアジアの島に夢中。

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