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オトナミューズ編集部

「長女と自給自足の超サバイバルキャンプに行ってきました♡」吉川ひなのの西表島での夏休み

限りなく人工物のない場所に身を置くと、忘れたり麻痺していたりするいろんな感覚が戻ってくる。時計を気にしていなかったからかなぁ、家のお気に入りのベッドより、蒸し暑いテントの中に置いた寝づらいコットでのほうが、なぜかぐーぐーよく寝れた。細かいことは気にしない。そうじゃないとそんなところでの生活は成立しない。ここでの生活にはすぐになじめるのに、逆に家に帰るときのほうが世界になじむまでに時間がかかる。ライトでギラギラの町とか、びゅんびゅん走っている車、人工物の多さに圧倒されて、その全ての刺激に普段こんなにも麻痺していることに気付く。今世での生まれ変わりの最終章にいるわたしには、自分の感覚や感情を奥底から呼び覚ますとてもいい時間でした。

 

名前忘れちゃった。この時期しか咲かない、神秘的なお花。

手付かずのジャングルを案内してもらって、滝に打たれたらいろんなものが抜けた気がした。

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photograph&text: HINANO YOSHIKAWA

otona MUSE 2025年9月号より

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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