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「夢を追うことに年齢は関係ない」豆原一成(JO1)主演、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』

「普通の大学生」拓磨に重ねる、自分自身の姿

豆原さんから見た拓磨は、ごく普通の大学生でありながらも、そのひたむきさや不器用さに魅力がある人物だと語る。

 

「拓磨はとても素直な子。自分の弱さもちゃんと分かっていて、できないことに少しもどかしさや寂しさを抱えながらも、彼なりに一生懸命前に進もうとしている。そんな姿が素敵だなとも思う反面、もっと自信を持って欲しい、とも感じます」

 

コーヒーショップでアルバイトをしながら、いつかは自分の店を持ちたいと夢見る拓磨。しかし現実にはなかなか踏み出せず、もがく姿が描かれている。その姿に、豆原さん自身も重なる部分があるという。

 

「僕は田舎育ちだったこともあって、『アーティストになりたい』なんて言うと、いつも周りから『無理だろう』と言われていました。母も『大学に行って、ちゃんと就職しなさい』というタイプの人でしたから。だから、やりたいことがあっても経済的なことや親との問題など、いろんな理由で踏み出せない拓磨の気持ちはよくわかりますし、そういう人ってたくさんいると思うんですよね」

 

劇中でコーヒーに夢中になる拓磨に対し、豆原さんにとって“夢中になれるもの”。それは、体づくりだ。多忙な日々のなかでも、ジムに通うことは欠かせない習慣になっている。

 

「体づくりがすごく楽しくて、パーソナルのほかに、ほぼ毎日のようにジムに通っています。食事も気をつけていますし、それが苦というより好きなんです。トレーニング中は、拓磨にとってのコーヒーを淹れている時間みたいに、いろんなことを忘れられるんですよね」

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text:NANA OMORI

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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