「キラーチューンも増えて今後のステージに期待してもらえる一枚です」岩田剛典さん『SPACE COWBOY』発売

―MATE限定盤、初回限定盤各種にはニュージーランド滞在中に撮影された写真も使用されていますが、ニュージーランドはいかがでしたか？

岩田　今回が初めてのニュージーランドだったんですけど、思っていた以上に都会でびっくりしました。それと、どこに行っても、国をあげて本当にラグビーが好きなんだなってことが伝わってきました。オールブラックス（ニュージーランド代表のラグビーチーム）のグッズや看板がそこらじゅうにあって、興味深かったです。いちばん思い出深いのはワイン農園です。いろんなワインを試飲させてもらえて、貴重な経験でした。ご飯も美味しかったですし、ニュージーランドのよさを存分に満喫させてもらえたと思います。

―11月からソロ初アジアツアー「Takanori Iwata ASIA TOUR 2025-2026 “SPACE COWBOY”」がスタートします。率直に、どんなツアーにしていきたいと考えていますか？

岩田　アルバム制作時点でしっかりツアーのことまで考えてこだわったので、最初の1曲目からアッと驚くような演出をしたいと考えています。そうしてライブが終わるまで、ずっと宇宙空間にいるかのような体験をしてもらえる内容にしていきたいなと。幕間の映像も楽しみにしてほしいですね。ライブ以外にも、会場に足を踏み入れた瞬間から楽しくなってもらえるようなツアーにしようと思います。これまで、自分のアルバムやツアーは自己紹介的な要素が強かったと思うのですが、そこから成長した、ひとりのアーティストとしての岩田剛典をしっかりと打ち出していけるライブにしたいです。

約1年9カ月ぶりとなるアルバム「SPACE COWBOY」。幼いころから強いロマンを抱いていたという「宇宙」をコンセプトにした1枚で、本作を通して辿り着いた新たな世界を提示する、という意味が込められた作品。ソロ初のアジアツアー「Takanori Iwata ASIA TOUR 2025-2026 “SPACE COWBOY”」のリード曲「ZERO GRAVITY」など新曲を6曲収録。さらに、Billboard JAPAN “Top Singles Sales”とオリコン週間シングルランキング共に、自身初の1位を獲得した「Phone Number」や今夏を盛り上げた「TORICO」など、岩田剛典がソロとして新たな境地に踏み出す全11曲を収めた1枚に。

12月26日発売「オトナミューズ」2月号誌面にて、岩田剛典さんが旅するニュージーランド特集を掲載予定。こちらもお楽しみに！