「お互い自分の人生を生きてるから、心地よくいられる」岩堀せり&佐田真由美、40代のシスターフッドを語る

2026年始まりの号は、岩堀せり&佐田真由美、永遠の最強コンビに表紙を飾っていただきました。雑誌『ViVi』での出会いから27年、未だ輝きを失わない……それどころか年齢を重ねるごとに魅力が増していくふたりの“今”を切り取ります。撮影が終わり、ふと心に浮かんだ言葉、「Stronger Together=一緒だともっと強い」という言葉を添えてお届け。
ライバルではなく、支え合う存在として

【真由美着用】ホワイトキャミドレス¥748,000(ニナ リッチ/イザ)、ブラックローファー¥154,000(マノロ ブラニク/ブルーベル・ジャパン ファッション事業本部)
【せり着用】ブラックキャミドレス¥209,000、ブラックフラットシューズ¥118,000、(共にクレージュ/エドストローム オフィス)
同い年で同業種。比較や評価にさらされがちな立場にありながら、ふたりは長年にわたり友情を育み自然体で関係を続けられる稀有な存在。その距離感の秘密を探ると共通の価値観が見えてきた。
佐田真由美(以下M) どこかでライバルになったり、距離ができたりっていうこともよくある話だと思うけれど、私たちでいえば“べったり”じゃないのがいいんだと思う。毎日連絡を取るわけでもないし、全てを共有しているわけでもないよね?
岩堀せり(以下S) そう。でも、ここぞというときは頼れるし、なんでも話せる。心地よくいられるのは、お互いに自分の人生を生きているし、その付かず離れずな距離感が絶妙なのかなと思う。
M 性格も働き方も違うけれど、私はせりちゃんが「家族が一番」だと常に思っていることにとても共感していて。世の中にはいろんな考えがあるなかで、家族の存在が軸にあって、何より大事にしている。そんなせりちゃんだから馬が合うんだよね。
S 佐田さんも家族愛が強い人。それでいて常にバリバリ働いているのに、ちっともギラギラしてなくて。競ったり、奪ったりもなく、自分の仕事をまっすぐ全うしているんですよね。さらに家族にもちゃんと矢印が向いているので、私はひとつのことしかできないタイプだから、昔から「すごいなぁ」とリスペクトが止まらない。本当に唯一無二だなと感じてる。
M 私は多動なの。ただ落ち着いていられないってだけ(笑)。
S そこは私たち対極だよね。私はずーっとダラダラできる。実は、今日久しぶりの撮影でちょっと緊張してたの。でも、佐田さんがいるから大丈夫って安心できた。
M こちらこそ、せりちゃんがいる安心感はすごい。一緒に場数を踏んできた信頼って、計り知れない。
人生のステージが何度も書き換えられるなかで、同じ人と笑い合っていられることは実は奇跡に近い。キャリアも年齢を重ねた今だからこそ、その価値がより一層輝く。
M 改めてこの年になって、こういう関係のありがたみが分かるようになりました。
S 本当に財産だなって思います。
photograph:YURI HANAMORI styling:MAKIKO ITO
hair:AKIO MATSUMOTO make-up:AIKO ONO
interview & text:HAZUKI NAGAMINE
model:SERI IWAHORI, MAYUMI SADA
otona MUSE 2026年3月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。






