「吉沢亮さんとの会話はまさに錦織と庄田です(笑)」ドラマ『ばけばけ』出演・濱正悟さんインタビュー

――濱さんから見て、庄田はどういう男だと思います?
濱 真っすぐで、濁りがなくて、無垢な感じ。庄田は初々しい男なんですけど、初々しさって狙って作れるものではないので、その場の初めてを大切にしようと思っていたので、けっこうリアルな感じになっているんじゃないかなと思います。あとはおサワさんの心を動かすのが大事だと思っていたので、そこは本当に嘘がなくまっすぐいくしかないなぁと。おサワさんがどんな感じで演じるのかは現場に行かないとわからないから、ドキドキしましたけど。
――親友の錦織が無免許で教師をしていることを庄田は知っているので、初めに教員の誘いを受けても断りました。あれは友情ゆえですかね?
濱 そうです。庄田としてはそれを言うつもりもないけど、錦織が気にするんじゃないかっていうことを庄田は気にしてるんですよね。やりづらいかなとか、相手がどう思うかを気にして断ったんです。もちろん自分としては錦を飾りたくて松江に戻ってきたんですけど、そこで思いとどまるんですよね。
――庄田は錦織のことをどう思ってるんでしょう。
濱 よき友人であり、戦友みたいな感じかな。お互いにお互いのことはわかっていて、めちゃくちゃ居心地がいいわけでもないけど、悪いわけでもないバランスで成り立っていて。久しぶりに会って目を合わせても、すぐに逸らしたりして、一言で表せない複雑な関係かなって思ってます。
――でも、その後庄田はおサワと出会い、彼女のために教員になる覚悟を決めます。これは愛情が友情に勝ったということですよね?
濱 錦織に腹をわって相談に行くシーンがあるんですよ。そこでね、熱い握手をするんです、ちょっとカットされちゃったんですけど(笑)。「久しぶりに話があるんだ」って言う場面は使われているので、そのあとそういう話があったんだと思います。
――そこで庄田のおサワに対する愛情の強さが確かになったわけですね。
濱 そうですね、そっちが勝ってたと思うし、もともと松江の中学校に行くっていうことは庄田にとってもいいことなんだけど、訳ありの錦織に対して気にしてしまったってことですよね。その問題を解決するために一緒に話し合ったんだと思います。
Interview & Text_Hideyuki Takada
Photographs_Kaori Imakiire
Styling_Takashi Tokunaga(SOT)
Hair & Make-up_Mariko Sasaki
衣装クレジット:
ジャケット ¥78,100、シャツ ¥41,800 、パンツ ¥45,100 (HATRA)、その他はスタイリスト私物
【問い合わせ先】
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