「昔からそばにあるかけがえのない存在」スタイリスト・安西こずえはミニを貫く!
ファッションでもメイクでも、ブレない何かがある人ってかっこいい! そんな話題がきっかけで組まれた今回の特集。自分を理解し、自分らしさを貫く―、それを体現している素敵なミューズたちに改めて取材をさせてもらいました。誰もが憧れるトレードマークは、意外にもコンプレックスがきっかけになっていたことを知ったり、自分の好きを信じることの大切さに気づかされたり……。10人目はスタイリスト・安西こずえさんです。
ミニは昔からそばにある
かけがえのない存在
トレンドでありながらも、大人になるとなぜかトライしづらくなってしまうミニスカート。だけど、撮影現場でお会いするたび、その美脚を惜しみなく見せてくれる安西こずえさん。流行関係なくミニをはき続けている彼女は、いつからミニスカートを愛用するようになったのか。
「中高生のときからずっとミニが好き! 制服は絶対ミニがよかったから、母親に短く切って縫ってもらっていたな。それこそ高校生のときの話になっちゃうけど、アニエスベーのブラウンスエードの台形ミニ、好きだったなあ。あと、ミニのほうが洋服のバランスが取りやすいんだよね。肌見せの塩梅というか」
「ありがたいことに脚の筋肉の付き方が絶妙で、ミニをはいても変にエロに転ばない。だから他の人が感じているような抵抗感がないのかも。それから、ミニに靴下を合わせて、この辺(いわゆる絶対領域)だけ見える、というスタイリングのバランスが好き。あ、制服と同じバランスだ! 昔から好きでよくはいていたけど、私にとってミニは、チャームポイントを生かせるかけがえのない存在なのかも」
THEN AND NOW
ミニスタイル遍歴を一気にチェック♡
いかがでしたか? 次回11人目はスタイリスト・金子 綾さんが登場します。お楽しみに♡
photograph:KAORI IMAKIIRE
otonaMUSE 2023年2月号より