モデルを続けていく覚悟【オトナミューズ創刊10周年】梨花が語る、これまでとこれから
新しい女性像を目指した、手探りの10年間
—オトナミューズ創刊から10年の月日が経ちました。梨花さんもカバーガール10周年ですね、おめでとうございます。
なんでしょう、10年か〜! 感慨深いです。いろいろありましたね。
—そもそもオトナミューズって、梨花さんのリクエストから生まれた雑誌ですからね。
それまではsweetでカバーガールをやってきていたんですけど、ガーリーな女の子の世界から次のステージに行きたくて、渡辺さん(元sweet/現本誌編集長)に相談したら、新たな場所を用意してくれました。
—梨花さんがカバーを務めていたころのsweetは、実売100万部を誇る日本一売れているファッション誌。「28歳、一生女の子宣言!」のコピーを掲げ、いわゆる「大人カワイイ」の概念で殴り込みをかけ、社会現象となりました。梨花さんといえばガーリー! という時代でしたね。
ガーリーは、間違いなく当時の私を象徴するものだったと思います。自分のブランドもやっていましたし、今振り返ると、時代を作ったなー! っていう自負もある。もちろん、私が、というよりも、スタイリストさんとか編集部とか、みんなで一緒にね。
photo:YUKI KUMAGAI styling:TOMOKO KOJIMA hair:NORI TAKABAYASHI[YARD] make-up:UDA[mekashi project] flower arrangement:NORIYOSHI HAGA[chibi] model:RINKA
otona MUSE 2024年5月号より