「常にその時代の“らしさ”を作る目印のような存在」モデル佐藤栞里の憧れは事務所の先輩・梨花
創刊10周年を迎えたオトナミューズを体現するモデルや、新たな視点を教えてくれる連載執筆陣の皆さんに、「あなたにとってのミューズは?」と質問をぶつけてみました。自身の人生観やファッション、ライフスタイルにおいて、彼女たちはどんな人物に注目し、影響を受けているのでしょう。佐藤栞里さんのロールモデルは?
SHIORI SATO
▶︎ RINKA
「モデルのお仕事を始める前から、そしてこれからもずっと私にとってのミューズは梨花さん。身に着けている服やジュエリー、お部屋のインテリアだってそう。梨花さんのそばにあるものは全て欲しくなってしまう。きっとこれ、世界共通の現象ですよね(笑)。そして同じものを購入すると(当然ながら)やっぱり可愛くて、梨花さんのセレクトなら確実! と自信までもらえちゃう。今まで雑誌のカバーや特集を山ほど見てきましたが、その魅力が毎回アップデートされていて本当にすごい。私自身もそれなりに年齢を重ね、その時々で好きだったものや流行があったけれど、梨花さんは別格。そういう一時の嗜好とは一線を画したところにいるんですよね。ファッションもヘアメイクも、その時代の“らしさ”みたいなものを作って、いつだって新しさを示して私たちの目印になってくれて。あんなに華奢だっていうのに、常にものすごいパワーと速さで前を走ってくださっている。天性の才能だけでなく、挑戦し続ける熱量と日々の努力を絶やさず怠らない人なんだってことが伝わるから、あのときもこのときも今も、私はずっと梨花さんが大好きなんだと思うんです。恐縮過ぎて『目標です』なんて口にはできないけれど……、永遠に憧れの人。一生、私のミューズです!」
text:NAO MANITA[LIKECOME]
otona MUSE 2024年5月号より