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オトナミューズ編集部

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今が一番若い。どこにでも行けるし、なんでもやれる!菊地凛子に学ぶ40代のマインド【インタビュー】

なんでもやれるし、どこへでも行ける。
そのマインドだけは手放さない

菊地凛子 海辺の彼女【2024年9月号カバーミューズ】

オープンカーとドレス。鮮やかな赤は私を強くポジティブにしてくれる。マキシ丈ドレス¥1,045,000(グッチ/グッチ クライアントサービス)

 キャリアや年齢を重ねた大人たちほど、「今が楽しい」と口にするのを耳にしてきた。菊地さんはその楽しさを享受しつつも、どちらかといえば“楽しまなきゃ”が前に出る。

 

 「若いときには、今が一番若いなんて考えたこともなかったんですが、年齢を経て痛感するのが“常に今が一番若い”という事実。だから、もう自分の楽しみをためらってはいられないなと思います。今やりたいことをして、着たい服を着て、今の自分を満たしていく。もう大人だからとか、若い子にしか似合わないよね、と自ら手放してしまうことばかりでは、すごく寂しいなと思うんです。私の場合は、子どもに費やす時間が最優先で、自分のことは後回しになりがちだけれど、一人の時間ができたときにふと心に芽生える、“あれしたい、これしたい”を見逃さないようにしています。若くはなくても、40代は体力だってあるし、どこにでも行けるし、なんでもやれるくらいの気持ちで。もちろん本当に疲れ果てちゃうときもあるけど、実際にできる、できないは別として、マインドだけは常にそう保っておこうと」

菊地凛子 海辺の彼女【2024年9月号カバーミューズ】

パールのジュエリーに刻まれた海の記憶。カーディガン¥297,000(ヴァレンティノ)、ネックレス[ロゴ付き]¥106,700、チョーカー¥133,100、ピアス¥58,300、ブレスレット¥68,200、ヘアークリップ向かって右上から:[ロゴ立体]¥74,800、[ロゴ平面]¥58,300、向かって左:[ゴールド平面]¥68,200(全てヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)

忘れてしまいがちになるけれど、結局のところは自分の心次第ということ。

 

「そう、全部自分でブレーキをかけているんですよね。年齢のせいにするのも、誰かの目が気になるのも、実は自分の中の問題。“誰かの目”と言っても実際みんな他人にそんなに興味がないと思うんですよ(笑)。だからあれこれ気を張らずに、自分の中だけで起きていることで、淡々と物事を捉えていくほうが健やかですよね」

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photo:ITTETSU MATSUOKA styling:Babymix
hair:YUSUKE MORIOKA[eight peace]
make-up:RYOTA NAKAMURA[3rd] model:RINKO KIKUCHI
special thanks:KEISUKE KAWANISHI Interview & text:HAZUKI NAGAMINE

otona MUSE 2024年9月号より

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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