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オトナミューズ編集部

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お正月は大宴会。年末年始のイベントは準備しているときが一番楽しい!? 岩堀せりのロサンゼルス生活最新レポート

ニットはヴィンテージショップで買ったDior。

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【vol.1】岩堀せりと、冬の日々。
「年末年始のイベントは私にとって、みんなと楽しめるチャンスの日なんです」

ロサンゼルスに移住して7年。2024年11月からオトナミューズウェブでは毎月、モデル・岩堀せりさんの最新のファッション事情や近況、気になるアレコレをお届けしていくことになりました♥ 記念すべき第一回は、せりさんが大好きな【冬】のお話。サンクスギビング(感謝祭)にクリスマス、お正月とイベントがぎゅっと詰まったテンション高まるシーズン。冬のファッションやせりさん流・おもてなしの極意をたっぷりと伺います。

この冬はヒョウ柄にまみれる予定です

オトナミューズウェブをご覧のみなさま、改めましてこんにちは。岩堀せりです。これから毎月、よろしくお願いします♥ 今回は冬についてのお話ということで、私の冬の過ごし方をお話したいと思います。私は冬が大好き。寒いのは苦手ですが、雪が積もる様子やイルミネーションなど、冬ならではの景色にいつもテンションが高まります。

私が一番好きな冬景色はカナダのスキー・リゾート地、ウィスラー。スキー場のふもとにあり、海外らしい建物が並ぶ、まるで映画さながらの幻想的な場所です。

私が一番好きな冬景色はカナダのスキー・リゾート地、ウィスラー。スキー場のふもとにあり、海外らしい建物が並ぶ、まるで映画さながらの幻想的な場所です。

ウィスラーにて。

ウィスラーにて。

L.A.も最近やっと寒くなってきましたが、基本、太陽が出ている時間は暖かいし雪も降らないので「冬が来た!」という感覚はあまり感じられず。やっぱり冬は、日本が楽しいですね。とはいえL.A.でもニットは着ますし、夜はコートも羽織ります。私が日本にいたときに冬によくしていた「ファーコート✕タンクトップ」のコーディネートこそ、L.A.の冬ならでは! ちなみに、今年はいつにも増して、大好きなヒョウ柄が気分。最近Emory Parkのヒョウ柄コートと古着のニットを買いました。ヒョウ柄はこの冬も変わらず増え続ける予定です♥

昔はよくヒョウ柄アウターを白のタンクトップやドレスに合わせていましたが、今はTシャツ、デニムでさっと羽織るのが好き。Emory Parkのヒョウ柄コート、supremeのTシャツ、アニービンのネックレス、CELINEのデニムと靴はせりさん私物

昔はよくヒョウ柄アウターを白のタンクトップやドレスに合わせていましたが、今はTシャツ、デニムでさっと羽織るのが好き。Emory Parkのヒョウ柄コート、supremeのTシャツ、アニービンのネックレス、CELINEのデニムと靴はせりさん私物

イベントって、準備しているときがいちばんテンション高まる♥

L.A.では10月末にハロウィン、11月末にサンクスギビングがあり、それが終わると街はすでにクリスマス一色。けれど、私たち家族は毎年、クリスマスを日本で過ごすので、L.A.ではハロウィン、サンクスギビングに気合を入れています。ハロウィンは毎年、全力で仮装。去年までは誰かの家のパーティに参加することが多かったのですが、今年はついに我が家でハロウィンパーティをしました。

今年の仮装はピエロにしてみました♥ 

今年の仮装はピエロにしてみました♥ 

初の我が家でのハロウィンパーティは張り切ってキャンドルやドクロの花瓶などディスプレイを準備。

初の我が家でのハロウィンパーティは張り切ってキャンドルやドクロの花瓶などディスプレイを準備。

サンクスギビングはL.A.に移住したばかりのころ、せっかくアメリカに来たならやりたいよね、とネットで調べて、見よう見まねでスタート。サンクスギビングならではの定番料理を一通り揃えて、プラス、家族の好きな料理を作るのが我が家流です。最初は手作りで七面鳥をまるごとオーブンで焼くレシピにもチャレンジしていましたが、慣れないので時間もかかりますし、ドキドキするし、失敗したくない! 今ではお店で揃えるようになりました。

 

立派な七面鳥はお店のものが最高に美味しい♥ そのぶん、ディスプレイやテーブルセッティングに力を注ぎます。

立派な七面鳥はお店のものが最高に美味しい♥ そのぶん、ディスプレイやテーブルセッティングに力を注ぎます。

我が家は毎年クリスマス付近で日本に帰国。もちろんクリスマスだって全力で楽しみたいので、クリスマスプレゼントも渡したいですし、アメリカのクリスマス映画に出てきそうなスノー柄のセーターを着て、帽子をかぶって、「メリークリスマス!」と乾杯したい。時間があれば、全力でクリスマスパーティの準備もしたいところですが、例年クリスマスのギリギリに帰国するので、どなたかのパーティに参加させていただくことが多いんです。

少しでもクリスマス気分を味わうために小さなクリスマスツリーを飾って。子どもたちが小さいころ、イブに食べかけのクッキーやミルクを大きなクリスマスツリーの側に置いて、翌朝「サンタさんが来てた!」という証拠づくりを全力で頑張っていたのも、いい思い出。

少しでもクリスマス気分を味わうために小さなクリスマスツリーを飾って。子どもたちが小さいころ、イブに食べかけのクッキーやミルクを大きなクリスマスツリーの側に置いて、翌朝「サンタさんが来てた!」という証拠づくりを全力で頑張っていたのも、いい思い出。

お正月は大パーティ。みんなで騒げるチャンス!

そして、一年で一番のイベント、お正月。お友だちが我が家で集まるのが毎年の恒例行事なので、大パーティが行われます。おせちを用意し、定番の手巻き寿司を頼み、鍋をふるまう。おせちは頼む派なので料理をしないぶん、テーブルセッティングに気合が入ります。どのイベントもそうですが、準備をしている時間が一番楽しい♥ なんだかんだ、みんなで集まるパーティが大好きなんだと思います。もちろん準備は大変だけど、基本的にはイベントに限らず、いつでもみんなでワイワイしていたいタイプなので、イベントだとそれにかこつけて騒げるから楽しいんです。どちらかというと、記念日も気にしない方なのでイベントそのものが好きというよりも、「みんなで騒げるチャンス!」という感覚なのだと思います。

パーティは頑張り過ぎ注意。適度に頼るのが全員で楽しむコツ

私はイベントの準備が大好きなのですが、完璧を求めて張り切り過ぎてしまい、結果、途中でエネルギーが切れてしまうことも、昔はよくありました。そういったことに早い段階で気づけたのが、私がいまでもイベント楽しめる理由。

 

たとえば、我が家のパーティでは基本、飲み物はセルフで用意してもらいますし、お皿を全てセッティングするときもありますが、大人数のときはそれぞれが自由に使っていただく、ビュッフェスタイル。できることならばすべて私が最初から最後まで完璧に用意したいし、本当は、冷蔵庫の中を見られるのも恥ずかしい。でも、夫がゲストに最初に「飲み物はセルフで」と伝えてくれることで、結果、自分もみんなもパーティ中も自由に楽しめるし、気持ちもラクだということに気づきました。昔、私がアレコレと動き過ぎて疲れてしまったり、アタフタしている姿を見て、気遣ってくれているのだと思います。そんな我が家のパーティではゲストも慣れたもので、気兼ねなく楽しんでくれるし、ときどき、洗い物までして帰ってくれる人までいます。毎回、私がやるから本当に大丈夫ですと断っているのに、その言葉すら気にせず……けれど、翌日になって、ありがたいことだったんだと痛感したりします。

ニットはヴィンテージショップで買ったDior。

ニットはヴィンテージショップで買ったDior。

パーティをよく開いていて思うのは、「マイペースな人がいると助かる」ということ。もちろん気遣ってくださるのもとても嬉しいのですが、私は理想を求め過ぎてしまうタイプなので、早い段階でマイペースな人が好きに過ごして、私の理想を、ペースを崩してくれると……一気に、気持ちがラクになります。私は誰かのパーティにお邪魔したらできるだけホストの望みを叶えたいと思ってしまうタイプなので、余計なグラスは使わないようにするし、一度座ったらそこからあまり動かない。意外と、模範的なゲストなんですけどね(笑)。

 

いつだって完璧なパーティにしたい気持ちはありますが、なにごともやり過ぎは注意。料理だって手作りしたい気持ちもあるけれど、既製品に頼ってもいいと思うんです。それがゲストもホストも心地よく楽しむコツなのかな、と私は思います。年末年始は何かと集まることが多いと思います。そんなとき、ゲストもホストもみなさんが楽しい時間を過ごせたらいいな、と思っています。

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  • 私が一番好きな冬景色はカナダのスキー・リゾート地、ウィスラー。スキー場のふもとにあり、海外らしい建物が並ぶ、まるで映画さながらの幻想的な場所です。
  • ウィスラーにて。
  • 昔はよくヒョウ柄アウターを白のタンクトップやドレスに合わせていましたが、今はTシャツ、デニムでさっと羽織るのが好き。Emory Parkのヒョウ柄コート、supremeのTシャツ、アニービンのネックレス、CELINEのデニムと靴はせりさん私物
  • ニットはヴィンテージショップで買ったDior。
  • 今年の仮装はピエロにしてみました♥ 
  • 初の我が家でのハロウィンパーティは張り切ってキャンドルやドクロの花瓶などディスプレイを準備。
  • 立派な七面鳥はお店のものが最高に美味しい♥ そのぶん、ディスプレイやテーブルセッティングに力を注ぎます。
  • 少しでもクリスマス気分を味わうために小さなクリスマスツリーを飾って。子どもたちが小さいころ、イブに食べかけのクッキーやミルクを大きなクリスマスツリーの側に置いて、翌朝「サンタさんが来てた!」という証拠づくりを全力で頑張っていたのも、いい思い出。

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interview & text:NIRAI IKESHIRO
photograph:SERI & FAMILY,FRIENDS

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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