「年齢はただの数字ではない」51歳の梨花が語る、年齢を重ねる上で必要なセンスと得られたもの
抗うことは決して悪いことではない。
ただ、それってセンスが必要なのかも
私は『年齢はただの数字ではない』と考えているんです。今は51歳、この年齢をかみ締めていたいんです。人間みんな老いていくし、いつかは死ぬ。けれど、51歳だけど、まだキレイになりたい思いがある。そのときに51を『ただの数字』として忘れてしまうと、おかしなことになってしまうんじゃないかと思うんです。『それ、いつの自分と比べてるの?』って。『そんな若い子と比べてないで、ちゃんと自分の年齢を思い出して。51歳だよ、 鏡を見て?』。できれば『51歳のわりには、頑張ってるよ』と言ってあげたいし『でも、もうちょっと頑張りたいんだ。キレイになりたいんだ』って思いたい。
そこに、ラジェンドゥリで発信しているメッセージ—『抗うことは消して悪いことではないと思う。ただ、それってセンスが必要なのかも』があるんです。例えばシミやシワがあったとして、美容皮膚科に行くとします。そこで消してもいいものと、消さなくていいものを見極められるかな? そのときに私は、51歳という年齢をかみ締めたい。アンチエイジング自体はぜんぜん、反対じゃないんです。でも女の子って、よくばりさんだから。私もそうだし。だからこそ、年齢はかみ締めたほうがいい。歳を重ねることでしか得られなかったものが、必ずあるはずだから」
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photo:YUKI KUMAGAI hair:KOICHI NISHIMURA[VOW-VOW]
make-up:UDA[mekashi project] model:RINKA
otona MUSE 2024年2月号より