神崎 恵が指南。
れんが色のマスカラで作る
最旬ヌーディメイク
「今は自分が楽しむためにメイクする時代」と断言する神崎さんに、ミューズ読者のためのデイリーな洒落顔メイクについて教えていただきました! 今回は、目もとの印象をくっきりさせながら色で遊ぶ、カラーマスカラを取り入れたヌーディメイク。この秋はポジティブなテラコッタで眼差しに変化を。
色遊びをするなら
大人に必要不可欠な「品」を残して
「大人がカラーマスカラを使うときは、根元をブラックやブラウンで締めてから、先端だけ、あるいは目尻だけにカラーを施すとうまくいきます。色は楽しむけど、浮かせない、印象をぼやけさせない……それが大人の品を守ることにつながるから。カラーマスカラを主役にするなら、他パーツのメイクはおさえめに。ポイントが複数あるとうるさい印象になり、品を削ぐことになりかねません」(神崎さん)
EYE
【HOW TO MAKE-UP】
右のキャメルカラーを、アイホール全体にのせる。
「秋らしさを感じる大好きなテラコッタのマスカラ。しっかり発色するからインパクトがあるし、ポップなカラーのようで実はシックにまとまるので、非常にいい仕事をしてくれます。大人がカラーマスカラを使うときは、中途半端でわかりにくくてもいけないし、明る過ぎても目元がぼやけてしまう。これはバランスがすごくいいです」(神崎さん)
【HOW TO MAKE-UP】
マスカラは上下ともにブロッキング使いで。まずブラウンを根元から中央までのせ、毛先にテラコッタを。こうするとフレームラインはくっきりしつつ、毛先で色を楽しめる。
CHEEK
【HOW TO MAKE-UP】
大きめのブラシに取り、頰骨の高いところを中心に大きなハートを描くように、ふんわりとのせていく。
LIP
【HOW TO MAKE-UP】
スティックのまま、唇に直塗りでのせ、とろけるようなツヤを出していく。
model:MEGUMI KANZAKI / photograph:MOTOFUMI SANNOMIYA[TRIVAL]
/ styling:YASUKO ISHIZEKI / hair:DAI MICHISHITA[Sun and Soil] / make-up:AIKO ONO / text:AYANA / web edit:ANNA TOGASHI
otonaMUSE2021年11月号より