神崎 恵が指南。
フューシャピンクをセンシュアルに、
大人のワントーンメイク
「今は自分が楽しむためにメイクする時代」と断言する神崎さんに、ミューズ読者のためのデイリーな洒落顔メイクについて教えていただきました! 今回はピンクのリップを主役に、ピンクのワントーンでまとめたセンシュアルな表情。ボーダー&紺ブレに、無造作ヘアでバランスをとって。
ピンクにしか表現できない
大人の強さと美しさがあると思う
「リップにポイントを置いたピンクのワントーンメイク。本当に、大人こそピンクを使おう! って叫びたいです(笑)。ピンクって、若さや可愛らしさを連想しやすいですが、実は大人の強さを表現できる色。コツはパキッとした大胆な色を選ぶこと。このルックでは、5回重ねて少しオーバーリップにしています。かつての赤リップのように、ポイントで堂々ときかせるとかっこいい」(神崎さん)
EYE
【HOW TO MAKE-UP】
右のパレットの左側のローズカラーをアイホールに伸ばす。ブラウンのアイライナーでアイラインを描き引き締める。目尻はややはね上げてセンシュアリティをプラス。マスカラもブラウンでまとめて。
EYEBROW
【HOW TO MAKE-UP】
パレットの右2色をブレンドし、ブラシで下から上に向かって描く。
CHEEK
【HOW TO MAKE-UP】
目元に使ったパレットの左側のローズカラーを頰に広めに伸ばす。さらにあご先へものせて、全体に血色感をプラスしながらスキントーンに統一感を。
LIP
「大人の女性は懐かしさを感じるかもしれない、ハッとする印象の青みピンクリップ。これが回り回って今また新鮮なんです。質感や発色がアップグレードされているから、ちゃんと今っぽいヌケ感のある表情が作れます。フェミニンなスタイルより、デニムやボーダーなどのカジュアルなルックや、ハンサムなセットアップに合わせたい」(神崎さん)
【HOW TO MAKE-UP】
直塗りしてからブラシで輪郭を取り、ティッシュオフ。これを5回繰り返して唇にカラーを定着させる。
model:MEGUMI KANZAKI / photograph:MOTOFUMI SANNOMIYA[TRIVAL]
/ styling:YASUKO ISHIZEKI / hair:DAI MICHISHITA[Sun and Soil] / make-up:AIKO ONO / text:AYANA / web edit:ANNA TOGASHI
otonaMUSE2021年11月号より