BEAUTY

【2022年秋の新色】辻さん流“センスのいい顔”になるための、秋の新作コスメ

今、私たちが欲しいのは、美しいだけでもトレンド感を盛っただけでもない、“ちょうどいいバランス”を備えたセンスを感じさせる顔。ミューズ世代がセンスよく輝くための助けになるコスメとは? 秋新作の中から大人こそトライしたいアイテムだけをピックアップしました!
「センスのいい顔」への最短距離は、自分を知ることと少しの冒険心

キラめく4色のシャドウで
目元にトキメキを宿して

この秋はまなざしに輝きとインパクトを宿すカラーを集めた、アイシャドウパレットが続々と! ブルーやパープル、グリーン……いつもは手を伸ばさないシェードにトライして、新しい自分らしさを模索してみては?

ドレス¥74,800(フェティコ/ガリャルダガランテ 表参道店)

右から:【MAYUMI USE】孔雀の羽のグラデーションをモチーフにした透け感のある発色。重ね方次第で奥行きや深みを演出できる。オンブル ジェ 360 ¥10,340(ゲラン)、柔らかな色づきでまぶたにソフトなニュアンスづけを。シグニチャー カラー アイズ 09 ¥7,700(SUQQU) 、グレーパールを忍ばせたクリーミーなベースからマットな紫色まで、質感も異なる4色の“共鳴”でモダンなムードに。ディメンショナルビジョンアイパレット X02 ¥7,150(THREE・9/7限定発売)

“もともと綺麗な肌”に魅せる
進化系薄づきファンデ

「“センスのいい顔”って肌の印象に大きく左右されると思う。あくまでも主役は自分なので薄づきのファンデーションを選びたい」(辻さん)。

右から:吸いつくようにフィットして厚ぼったくならずにカバー。リクイドファンデーション フローレスカバレッジ SPF12~20/PA++ 全9色 30mL ¥6,050(RMK Division・9/2発売)、素肌に溶け込んで毛穴や凹凸をふわりとオフ。ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト ナチュラル ベルベット 全7色 ¥8,250(パルファン・クリスチャン・ディオール)、肌を透き通らせながらアラは隠す新発想。クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン n SPF25/PA++ 30g 全7色 ¥33,000(クレ・ド・ポー ボーテ)

指先には“シャネルのベージュ”

「なんてことがないようで、実はとっても素敵な色がベージュ。大人の女性なら、自分に似合う特別なベージュを見つけるべき!」(辻さん)。シャネルからは、人気ファンデーション「ウルトラ ル タン フリュイド」のシェードとマッチさせたネイルコレクションが新登場。凛とクールなヌーディカラーからピンクみを感じるスキンカラー、ブラウニッシュなトーンまで、肌の色と絶妙に調和しつつ、華やぎやエッジを添えてくれる全8色をラインナップ。自分らしく取り入れられる1色に必ず出会えるはず!

カフス¥40,700(キャサリン オスティ/エストネーション)

左から:【SERI USE】ピュアなムードと甘さがほんのり漂うソフトな色づきが特徴。ヴェルニ ロング トゥニュ 939、同 941、同 951、同 953 各¥3,960(全てシャネル・限定品)

“センシュアル”は唇で演出を。
ローズなマットリップにお任せ

“可愛い色気”を追求するなら、ふんわり色づくマットピンクの口紅はいかが? 軽やかで保湿力も上々なアイテムにフォーカス!

右から:柔らかなテクスチャーが唇にフィットし、16時間発色を保つ。ルージュ ジェ ラグジュリアス ヴェルヴェット 309 ¥4,180、同 ケース¥4,730(共にゲラン・ケースのみ限定品)、デイリー使いもしやすいヌーディなローズトーン。ルージュ ピュールクチュール ザ スリム ベルベットラディカル 311 ¥4,950(イヴ・サンローラン・ボーテ)、どんな色の肌にも唇にも自然になじんで、さり気ないのにセンスを感じさせる旬顔をクリエイト。ソフトマット ティンティッドリップバーム 00362 ¥3,630(NARS JAPAN)

ツヤのカスタム使いで
造形美を呼び覚ます

顔全体をツヤッとさせるよりも、必要なパーツにだけ光を足して陰影を際立たせるほうが、本来の顔立ちの美しさをさり気なく彫り起こせる。そこで注目したいのはスティックタイプのハイライター。「発光系こそ、自分になじむ色かどうか見極めて選びたい」(辻さん)。

左から:澄んだ肌を演出できるバームテクスチャーのライトグリーン。グロウ ハイライター スティック 101、顔色も明るく輝かせるパーリーピンク。同 102 各¥5,500(共にSUQQU・限定品)

大人の品格も洒落感も。
定番のブラウンこそ新作を

時代の空気を纏った新ブラウンパレットが多数登場しているのも今秋の特徴。定番カラーこそ進化した一品をチョイスして、脱“古い顔”化を図りたい。

上から時計回りに:肌になじみつつドラマティックな陰影を宿す5カラー。サンク クルール クチュール 659 ¥8,690(パルファン・クリスチャン・ディオール・限定品)、オレンジやゴールドのニュアンスも感じさせる絶妙な色み。クラシカルにしてどこかモダンな雰囲気に。ザ アイシャドウ パレット 007 ¥6,820(アディクション ビューティ)、ブランドを象徴するテラコッタカラーをこの秋らしく刷新! より繊細にして存在感のあるまなざしを叶える。ヴァティック アイパレット 03 ¥6,820(セルヴォーク)

一点投入してみたいのは、
ウォームカラーのアイライナー

「その目元、いつもとちょっと違う?」と思わせたいときは、レッド系やイエロー系のアイラインにトライ! 目のフレームにウォームカラーを差すことで、ひとさじのエッジと柔らかなムードを加えられる。ジェルタイプやリキッドに注目を。

右から:マットなレッドが秋の風情とエモーショナルな空気感を醸し出す。フィット力も上々! アイディファイニング ペンシル 04 ¥3,300(RMK Division)、絶妙にくすんだイエロー。透け感のある発色で、悪目立ちせずにすんなりと顔立ちに溶け込む。ニュアンス アイライナー 105 ¥3,300(SUQQU・限定品)、ピオニーの花びらから着想したプラムカラー。ウォータープルーフ処方で、見たままの発色が長く続くのも魅力。クレヨン ユー 04、カーキのようなゴールドのような……独特のニュアンスを含んだ深色。スマッジすればアイシャドウとしても活躍してくれる。同 05 各¥3,850(共にゲラン)

コンシーラー使いが
清潔感ある肌印象の鍵

ファンデの厚塗りを防ぐためにも気になるパーツにはコンシーラーを。「シミは隠すけれどクマは隠し過ぎないとか、少し足りないくらいがいい塩梅」(辻さん)。

ドレス¥48,400(ヘリテノーム/ガリャルダガランテ 表参道店)

右から:【SERI USE】明るい肌のクマにも対応。クリアスキンパールの働きで凹凸も瞬時にカバー。トーンパーフェクティング パレット 00 ¥4,950(コスメデコルテ)、大気中の微粒子から肌を守る働きも。スキンリフレクト フィックス コンシーラー 全8色 ¥3,850(アディクション ビューティ・9/16発売)

ラフに塗るとこなれ感が!
果実のような深モーヴ

秋の気配とモダンなムードを伝えるなら、深いモーヴの口紅を。“極薄仕様”を選べばディープカラーでもエフォートレスな印象に。

[せり]キャミソール¥25,300(THIRD MAGAZINE)、ネックレス¥1,760,000(シャランポワ)、[真由美]ビスチェ¥17,600(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)、ネックレス¥1,100,000(シャランポワ)

右から:大胆に色づきながら肌に調和する、トム・ペシューによる最新クリエイション。ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド 9 ¥5,500(イヴ・サンローラン・ボーテ・9/23発売)、ほのかなツヤ&唇と一体化するようなフィット力が自慢。透明感が高いおかげで、肌の色まで美しく演出。ザ リップカラー EX-03 ¥3,850(RMK Division・限定品)、【SERI USE】ウメ フラワー オイルとベジタブルバターによるケア効果も。ルージュ アリュール レクストレ 874 ¥7,590(シャネル)

今季の赤リップは
断然ツヤ仕上がりが気分

気持ちを張る日に纏いたいのがレッドの口紅。グロッシーなタイプなら、顔立ちに自然になじむから自分らしくつけこなせるはず。

右から:口元に品格を宿す1本。ひと塗りで鮮やかな発色が叶う。ルージュ アリュール レクストレ 854 ¥7,590(シャネル)、超微粒子ピグメントを配合しインテンスカラーを実現。シルクのように滑らかなテクスチャーも秀逸。リップカラー プライベートレッド 111 ¥13,750(クリスチャン ルブタン ビューティ)、【MAYUMI USE】その人本来の美しさを際立てるべく新薄膜処方を採用。ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド 2 ¥5,500(イヴ・サンローラン・ボーテ・9/23発売)

辻 直子さん
女らしさと上品さ、洒落感が共存する唯一無二のスタイリングで、雑誌や広告のみならずブランドのディレクション等も多数手がける人気スタイリスト。

いかがでしたか? 秋の新作をまとって辻さん流“センスのいい顔”のトライしてみては?

direction & styling:NAOKO TSUJI / photograph:KEIICHIRO NAKAJIMA[SIGNO](model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO OFFICE] /
hair:KAZUKI FUJIWARA[Perle management] / make-up / YUKA WASHIZU[beauty direction] / model:SERI IWAHORI, MAYUMI SADA
/ text:CHIHIRO HORIE

otonaMUSE 2022年9月号より

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