【安達祐実×秋メイク②】女っぽいドレスには、ヌードメイクでこなれ感たっぷりに
暑過ぎる夏が終わり、温もりが深まる秋の入り口に佇む。そんな今だからこそ纏いたいファッションと新色コスメを用いたメイクのグッドバランスを、女優・安達祐実さんが体現。新しいドラマが始まる予感に胸が高鳴るルックをご紹介します。
ドレスには、ヌードメイク
「夏の日差しの余韻を感じる、ヌードカラーのワントーン」
フロントのカットラインがデコルテの美しさを引き立ててくれる、ラフでありながら構築的なボッテガ・ヴェネタのシックなドレス。ヌーディなワントーンメイクでこなれ感たっぷりに着こなすのがこの秋の気分。赤みレスなベージュやブラウンで繊細な陰影を施す一方で、唇にだけほんのり赤みを添えてセンシュアルなムードもひとさじ。ウェットなヘアでモード感も。
【HOW TO MAKE-UP】
日焼けの気配を感じるヌード
ヌーディカラーでまぶたと頰に立体感を宿したヘルシーな顔つき。チークのそれとないきらめきが表情をフレッシュに。リップで大人の可愛げも。
EYE:bを眉に届くくらい上まぶたに広めになじませる。涙袋を彩るように下まぶた全体にも。ブラウンのマスカラを下まつ毛だけに塗って。
CHEEK:aを頰の少し高めの位置に内側から目尻の外側まで横長にふわっと。
LIP:cをカジュアルに唇全体に。NAIL:dを全ての指に2度塗り。
【About SKIN】
肌はごくごく薄く。
アラを隠して仕上げたセミマットに
ツヤは欲しいけど清潔感を損なってしまうテカりはいらない私たちが手にするべきは、うるおいリッチなセミマット肌に仕立ててくれるファンデーション。あれこれカバーし過ぎると、いかにも“隠している”感が漂ってしまうから、ナチュラルを作り込むのがミューズ世代のセオリー。クマやシミ、赤みなどトラブルが気になる部分だけピンポイントで攻めて、クリアに仕上げて。
【YUMI's News】
安達祐実さんがプロデュースをする
コスメブランド「Upt」が今秋デビュー
流れていく時間は誰にとっても平等。年齢を重ねることは止められないけれど、できる限りその速度を緩めることで、大人の階段を登っていく自然体の自分の肌を愛し続けることができたら……。そんな想いを込めて安達祐実さんがプロデュースしたコスメブランド、「Upt(ウプト)」が9月中旬にデビュー。化粧水、乳液、クリームの3ステップには、揺らぎがちな大人の肌を思いやりながら手応えを感じられる美容成分をたっぷり配合。精油ブレンドの香りが癒やしもプレゼント。
いかがでしたか? 次回はクールな眼差しが今っぽい、トープメイクをご紹介します。お楽しみに!
model:YUMI ADACHI / photograph:YASUTOMO SAMPEI(model),ASA SATO(still) / styling:AKIKO KIZU / hair & make-up:YUKARI HAYASHI / text:RINA ISHIBASHI
otonaMUSE 2022年10月号より