バスタイムを美容と心身メンテのひとときに。40代美容ライターの【ご自愛長風呂のお供】3選

暑さから一転、急に冷え込むようになり、寒暖差でどっと疲れを感じる今日このごろ。そんな日は、湯船にゆっくり浸かってしっかり汗をかいて、心身のリセットをして眠るのがいちばんの回復法。本やスマホを持ち込んでせっかくの長風呂を楽しむなら、美容タイムとしても充実させたいですよね。そこで今回は、40代美容ライターが、最近の長風呂で欠かせない、お風呂上がりまでスッキリ整う愛用アイテムを3つご紹介します。

気分や疲れ具合で入浴剤を使い分けていますが、芯から温まりたい長風呂の日に必ず手に取るのが重炭酸入浴剤。なかでも重炭酸の元祖とも言われるHOT TABは、何度リピートしたか覚えていないほどの信頼アイテムです。主成分は重曹とクエン酸。化学物質を使わず、自然由来の中性重炭酸イオンが水道水の塩素を中和して、肌当たりのやわらかい無色透明のお湯に整えてくれます。タブレットを入れると細かな泡がゆっくり溶け出し、重炭酸イオンがお湯に長く留まるのが特徴。追い焚きしても心地よさが続くので、時間差で入浴するご家庭にもぴったりです。

ぬるめのお湯に15分以上浸かると、じんわり温かさが続き、巡りがよくなるような心地よさが！ 香料や着色料不使用なので、敏感肌や赤ちゃんでも使えるやさしい処方は乾燥で肌荒れしがちな秋冬には重要なポイント。重曹×クエン酸の洗浄力で、石けんやシャンプーなしでも皮脂汚れをすっきり落とせるので、最後に頭までドボンと潜って全身をリセットするのが私の定番です。

入浴中の肌はとても無防備なので、軽くオイルをなじませて乾燥を防ぐようにしています。そこで最近よく使っているのが、このTHE FLOWER SHOPのシルキー ドロップ オイル。もともとはベースメイクの前にツヤを仕込むのに愛用していたのですが、ベタつきのないさらりとした質感と、ふっと疲れがほぐれるような香りが最幸で、バスルームにも常備するように。湯気の中で香りに包まれながら、くるくると軽くマッサージして洗い流すと、肌がふわっと柔らかく整います。湯船のなかで深呼吸したくなるような、1日の終わりを満たしてくれるアイテムです。

最後にご紹介するのは、バスタイムに欠かせない頭皮ケアギア。スカルプD ボーテの新ヘッドスパブラシは、まるで指で揉みほぐされているような心地よさで、首や肩まわりにも使える優れものです。これまでも似たギアはありましたが、大きくて握りづらかったり、重たかったりetc. その点こちらは、手の平にすっぽり収まるサイズ感と172gという軽さで、片手でも扱いやすいのがいい！ 防水仕様なので、湯船に浸かりながら生え際から頭頂部へすべらせてグイグイ、耳の後ろや肩の凝りを押し流してグイグイ、思いきり使えます。人間工学に基づいたブラシが、絶妙な刺激でコリをほぐしてくれる感じがクセになります。シャンプー時に使えば、頭皮や毛穴の詰まりをすっきり洗い流せて、目もぱちっと冴えるような感覚が。すっかり長風呂の相棒です。

40代は、どう休むかが心身のコンディションを左右する世代。1日の終わりの入浴を整えることで、翌日のパフォーマンスも変わってくるもの。忙しい年末前、ぜひバスタイムのアイテムを見直してみてください。