甘さをおさえたシアーピンクが洗練顔を生み出すキーに。【2023春のメイクトレンド予報】
この春、流行るのはどんなメイク? 新作発表会を駆けずり回った小誌美容エディターA、Hと担当ライター堀江が、コスメのリアルな使い心地を交えつつトレンドを大予想。“古い顔”にならないためにも今すぐメイクのアップデートを。
今回はピンクカラーに注目。顔立ちにさり気なく“洗練”を宿してくれるのは、繊細に色づくシアーピンク系。チークに目まわりに口元に……取り入れることでくすみが払われて、透明感に溢れたフレッシュなムードを生み出せるのも魅力。
この3人で予想しました!
PINK FEVER
甘さをおさえたシアーピンクが
洗練顔を生み出すキー
ライター堀江(以下HO) 春といえばピンク。今年はシアーで甘過ぎないものが多いから、アラフォーの若見えにも大活躍間違いなし。「大人こそピンクを」と声を大にして言いたい。
編集A(以下A) 私の推しは、ひと塗りで透明感爆上がりのチーク。ジバンシイの「プリズム・リーブル・ブラッシュ」とNARSの「オーガズムフォープレイ ブラッシュクワッド」は、どちらもベージュ系のカラーがセットされててブレンドするとリアルに肌になじむ。
編集H(以下H) 私はスックのアイライナー「ニュアンス アイライナー」とシュウウエムラのアイシャドウ「クロマティックス ウキバナジンジャー」をヘビロテ中。どっちも程よくにごりがきいた色みが絶妙! しかも子どものお迎え時につけて行っても浮かないリアリティのある発色なんです。
HO ゲランのアイシャドウ「オンブル ジェ」も透け感がキレイで、重ね使いしても重くならない秀逸カラー♡
A 口元ピンクもアリだよね。ローラ メルシエのちょいマットな「ペタルソフト リップスティック クレヨン」で輪郭を取って、YSLのツヤツヤ「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」で中を埋めるとか、合わせ技も楽しいの。
H 昔は必ず口紅の上からグロスを重ねてたけど、今また技巧を凝らした口元がじわじわキテますよね。
いかがでしたか? 次回は、春の柔らかい日差しを思わせる「まろやかなイエロー」編です。お楽しみに!
photograph:AFLO(collection) / illustration:AKIKO HIRAMATSU / text:CHIHIRO HORIE
otonaMUSE 2023年3月号より